今年のお正月休みに散歩しているとき、懐かしいものを見つけました。
くっつき虫だ!
これを見ると、小学生の頃を思い出すのはなぜでしょう(^m^)
嬉しくなって果実を少し貰ってきました。
しばらく机の上にトゲトゲの実を置いて眺めていたのですが
そういえば、オナモミの葉や花ってどんな形だったっけ?
記憶にあるのは、洋服にくっつく実のことだけで、その他はまったく正体不明です。
よし、タネをまいてみよう(^^♪
そう思いついて真冬の1月に、果実をポリポットに埋めておきました。
*
待つこと3か月半。
4月の中旬にポットの中で、土の表面がポコンと盛り上がってきました。
発芽の予感♡この瞬間がたまらなく好きです(#^.^#)
毎日、少しずつ土がこんもりしてきて、数日後に「土の玉」のようなものが顔を出しました。
付いていた土をそっと水で流すと、あのトゲトゲが見えました!
オナモミが発芽しました\(^o^)/
3日後・・・殻を脱ごうと頑張っています。
可愛いなぁ・・・
ところで、この写真って何に見えますか?
私は、優勝トロフィーを頭上高く掲げる人みたいに見えました(^m^)
そして、また2日後。
くた~と、腕が疲れちゃったようです(笑)
過保護かと思いましたが、そっと殻を外してあげました。
この子は上手に土の中に殻を置いてきました。
生まれたての双葉は生命力に満ち溢れて見えて、本当に美しいです。
発芽から10日で、大きな本葉が出てきました。
何粒タネをまいたか、写真を撮るのを忘たのですが(^^ゞ
たぶん、6粒まいて半分芽が出ました。
5月初旬、遅れてもう1本が発芽しました。
これで全部で4本になりました。
先に生まれた兄弟たちが、目を出した弟のあたまをヨシヨシしているみたいです(#^.^#)
5月中旬、順調に大きくなっています。
緑色の葉に走る、葉脈の色がきれいです。
ひと回り大きなポリポットに、2本ずつ植え替えました。
ちょっと葉が白くなっている?
この時は見落としていましたが、写真右下の葉に小さな虫がいます。
この後、この虫が大繁殖してピンチを迎えます(ll゚д゚)
**
1月に実を貰ってきた田んぼは、どうなってるかな。
様子を見に行ってみました。
ちょうど田植えが終わった頃で、5月の風が爽やかでした。
どの辺りだったか、農道を歩いて行くと・・
これは・・・すごい!
田んぼのあぜに1か所だけ、オナモミ地帯ができていました。
オナモミは1年草で、冬を越して根が残るタイプではないので
これは全部春に発芽したものです。
コロンと転がったタネが運よく土の中に埋もれたのかな?
土の栄養が良いのか、うちの子よりも葉が大きくて茎が太い、ガッシリした苗に育っていました。
***
6月中旬、またひと回り大きな鉢に植え替えました。
茎が太くなってきましたが、やっぱり葉が白くかすり状になっています。
虫でもいるのかな?と葉をひっくり返してみると・・・
うわ~~、黒いものがビッシリついていました。
肉眼ではよく見えないくらい、黒くて小さい点々です。
写真に撮って調べてみると、グンバイムシの集団でした(´A`)
アワダチソウグンバイムシ(泡立草軍配虫)キク科の植物につくカメムシの仲間で植物の汁を吸って生きます。白いのが成虫で、それ以外はサイズが違う幼虫たちです。
オナモミはキク科の植物なんですね(^^ゞ
さて、どうしよう。
近所にはいくらでもキク科の植物が生えているのに、どうしてウチにきたのだろう。
虫さんが話し合いで引っ越してくれたらどんなにいいか・・・と、いつも思うのですが
それは無理ですね(笑)
薬剤をまくのは気が進まないし・・雑草としてのオナモミの免疫力を信じる、それとも援軍が来るのを待つか・・・しばらく様子を見ることにしました。
そして、6月も終わる頃・・・
水まきのときにひっくり返してみた葉の裏で、あれ?グンバイたちが消えてる!
願いが叶い、援軍がきたようです(^m^)
葉の中央にモゾモゾ動く小さなものがあります。
写真に撮って見ると、それはクサカゲロウの幼虫でした。
さらに、写真を拡大してみたら・・・
背中に背負っているゴミは全部、グンバイムシの亡き骸でした!
援軍が来ました!スゴイな、クサカゲロウの幼虫\(^o^)/
***
梅雨の晴れ間の昨日、もう一度タネを貰った田んぼを見にいってきました。
車を停めて歩いていくと、え?うそ・・・という風景が!
蓮園のようにワサワサと生い茂った葉。
もしかしたら、この田んぼの持ち主さんは群生するオナモミを容認しているのかも。
刈り取ることもしないのは、食用になるのか?
調べると、乾燥した果実は蒼耳子(ソウジシ)という生薬全草になりますが
葉や根にはそのままでは毒があるそうで、食用にはならないらしいです^_^;
では、なぜ除草しないのか?さらに謎が深まりました(笑)
****
今日の夕方、雨上がりにうちの子の写真を撮りました。
グンバイムシにやられて、葉を落とし、ひょろひょろになってしまいましたが、元気に育っています。
花が咲いて、実がなると嬉しのですが・・・
花は8月に咲くそうです。
どうかな、頑張って咲いて欲しいな。
以上、オオオナモミとグンバイムシのお話しでした。
くっつき虫だ!
これを見ると、小学生の頃を思い出すのはなぜでしょう(^m^)
嬉しくなって果実を少し貰ってきました。
しばらく机の上にトゲトゲの実を置いて眺めていたのですが
そういえば、オナモミの葉や花ってどんな形だったっけ?
記憶にあるのは、洋服にくっつく実のことだけで、その他はまったく正体不明です。
よし、タネをまいてみよう(^^♪
そう思いついて真冬の1月に、果実をポリポットに埋めておきました。
*
待つこと3か月半。
4月の中旬にポットの中で、土の表面がポコンと盛り上がってきました。
発芽の予感♡この瞬間がたまらなく好きです(#^.^#)
毎日、少しずつ土がこんもりしてきて、数日後に「土の玉」のようなものが顔を出しました。
付いていた土をそっと水で流すと、あのトゲトゲが見えました!
オナモミが発芽しました\(^o^)/
3日後・・・殻を脱ごうと頑張っています。
可愛いなぁ・・・
ところで、この写真って何に見えますか?
私は、優勝トロフィーを頭上高く掲げる人みたいに見えました(^m^)
そして、また2日後。
くた~と、腕が疲れちゃったようです(笑)
過保護かと思いましたが、そっと殻を外してあげました。
この子は上手に土の中に殻を置いてきました。
生まれたての双葉は生命力に満ち溢れて見えて、本当に美しいです。
発芽から10日で、大きな本葉が出てきました。
何粒タネをまいたか、写真を撮るのを忘たのですが(^^ゞ
たぶん、6粒まいて半分芽が出ました。
5月初旬、遅れてもう1本が発芽しました。
これで全部で4本になりました。
先に生まれた兄弟たちが、目を出した弟のあたまをヨシヨシしているみたいです(#^.^#)
5月中旬、順調に大きくなっています。
緑色の葉に走る、葉脈の色がきれいです。
ひと回り大きなポリポットに、2本ずつ植え替えました。
ちょっと葉が白くなっている?
この時は見落としていましたが、写真右下の葉に小さな虫がいます。
この後、この虫が大繁殖してピンチを迎えます(ll゚д゚)
**
1月に実を貰ってきた田んぼは、どうなってるかな。
様子を見に行ってみました。
ちょうど田植えが終わった頃で、5月の風が爽やかでした。
どの辺りだったか、農道を歩いて行くと・・
これは・・・すごい!
田んぼのあぜに1か所だけ、オナモミ地帯ができていました。
オナモミは1年草で、冬を越して根が残るタイプではないので
これは全部春に発芽したものです。
コロンと転がったタネが運よく土の中に埋もれたのかな?
土の栄養が良いのか、うちの子よりも葉が大きくて茎が太い、ガッシリした苗に育っていました。
***
6月中旬、またひと回り大きな鉢に植え替えました。
茎が太くなってきましたが、やっぱり葉が白くかすり状になっています。
虫でもいるのかな?と葉をひっくり返してみると・・・
うわ~~、黒いものがビッシリついていました。
肉眼ではよく見えないくらい、黒くて小さい点々です。
写真に撮って調べてみると、グンバイムシの集団でした(´A`)
アワダチソウグンバイムシ(泡立草軍配虫)キク科の植物につくカメムシの仲間で植物の汁を吸って生きます。白いのが成虫で、それ以外はサイズが違う幼虫たちです。
オナモミはキク科の植物なんですね(^^ゞ
さて、どうしよう。
近所にはいくらでもキク科の植物が生えているのに、どうしてウチにきたのだろう。
虫さんが話し合いで引っ越してくれたらどんなにいいか・・・と、いつも思うのですが
それは無理ですね(笑)
薬剤をまくのは気が進まないし・・雑草としてのオナモミの免疫力を信じる、それとも援軍が来るのを待つか・・・しばらく様子を見ることにしました。
そして、6月も終わる頃・・・
水まきのときにひっくり返してみた葉の裏で、あれ?グンバイたちが消えてる!
願いが叶い、援軍がきたようです(^m^)
葉の中央にモゾモゾ動く小さなものがあります。
写真に撮って見ると、それはクサカゲロウの幼虫でした。
さらに、写真を拡大してみたら・・・
背中に背負っているゴミは全部、グンバイムシの亡き骸でした!
援軍が来ました!スゴイな、クサカゲロウの幼虫\(^o^)/
***
梅雨の晴れ間の昨日、もう一度タネを貰った田んぼを見にいってきました。
車を停めて歩いていくと、え?うそ・・・という風景が!
蓮園のようにワサワサと生い茂った葉。
もしかしたら、この田んぼの持ち主さんは群生するオナモミを容認しているのかも。
刈り取ることもしないのは、食用になるのか?
調べると、乾燥した果実は蒼耳子(ソウジシ)という生薬全草になりますが
葉や根にはそのままでは毒があるそうで、食用にはならないらしいです^_^;
では、なぜ除草しないのか?さらに謎が深まりました(笑)
****
今日の夕方、雨上がりにうちの子の写真を撮りました。
グンバイムシにやられて、葉を落とし、ひょろひょろになってしまいましたが、元気に育っています。
花が咲いて、実がなると嬉しのですが・・・
花は8月に咲くそうです。
どうかな、頑張って咲いて欲しいな。
以上、オオオナモミとグンバイムシのお話しでした。
やりましたね。
野の植物を育てるのに、人間があからさまに手を加えてはいけない。
よく我慢しました。
偉い!
観察するには、駆除でなく、有りの侭が。
わたくしは、御酢の散布ですが掛け過ぎもね。
そうそう、枇杷の実もね、化学肥料を2×2を根元に入れた箇所、実が硬かったのよ。
残っていたから・・・
植物には、必要ないんですね。
反省・・・
梅雨明けになったら、お礼の堆肥をいれます。
オオオナモミの成長記録かと思いきや
グンバイムシとカゲロウの生態まで見れるとは(´∀`*)ウフフ
続きが気になります~!!
どんな花が咲くのでしょうか??ヾ(*´∀`*)ノ
虫がついたら、それも含めて新たな発見です\(^o^)/
グンバイムシ科の昆虫は、日本に70種類くらい居るそうです。
梨や桃など果樹につくタイプや、菊やツツジなど人間が愛でる植物に付くと
たちまち「害虫」のレッテルを張られ駆除されます。
もし虫に生まれるなら、ひとが誰も気に留めない、雑草を食べる種類になりたいと思いました(^m^)
今の子どもはオナモミを投げ合ってキャッキャなんて・・・ないだろうか。
「雑草のタネをまいてみよう」は、みいさんが言うとおり
シリーズものなんですよ\(^o^)/
他にも色んな草のタネをまいたので、順番に書いていきたいと思ってます。
草が有るところには、必ず虫の姿が有る!
いろんな生物が複雑に関係し合って、この世界が成り立っているんだなぁ・・
なんて、
庭のすみにしゃがみ込んで、蚊に刺されながら写真を撮っています(^m^)
花が咲いたら、またブログに載せますね♪
え!引っ付き虫!のおなもみ、植えたんですか?種から!素敵!楽しみね。
ありがとう。楽しいお話でした。
\(^o^)/
ネットで調べたら、全部わかる世の中ですが(笑)
実際にやってみたいのです。
発芽したら、虫がきて大賑わいです。
小さなことですが、こういう毎日がいいなと思います。
続きを見守ってくださいね(^O^)/
凄いですねェ。
相変わらず色々と育ててますね!
グンバイの集団凄いですね。
うちのアオダモのも今年アブラムシがたっくさん。。。
アブラムシの付いてる枝をかなり切り落としました
だんちょうさんの虫画像に毎日癒されています。
ありがとうございます(#^.^#)
アブラムシやカメムシの集団は、ゾゾっとしますが
なぜか目が離せません。
アブラムシを食べる昆虫にはパラダイスなのかも(^m^)
明日も虫に出会えますように(#^.^#)