前回投稿の後 kzy373kzyさん からコメント頂きました。いつもありがとうございます。
この病巣と思わしき部品は ゲルマニウムトランジスタではないか…
との事でした。
部品の外観は劣化が激しく残念ながら型番など情報読み取ることはできませんでした。
この後の動作確認でも、FMラジオが
鳴らなかったので、故障は免れないだろうな
と推測です。
そして今後の方策です。
すでにオーナー様より姉妹機 MR8800 を提供頂いておりました。
姉妹機の方はと言いますと ラジオ受信(FM)はばっちり聴こえています。
カセットメカはダメダメでした。
全体通して内部腐食が進行しており、こちらの復旧は困難だと思います。
ラジオ基板の比較をしてみます。
MR8000
MR8800
姉妹機だけあって酷似していますが細かくいうと若干異なる部分がありました。
問題のゲルマニウムトランジスタは
CAN型に対してモールドタイプです。
※モールドタイプゲルマニウムトランジスタ
には ”9300” の表記が読み取れます。
基板上の配線も異なる部分がありました
そこで修理の方向性として
①MR8800からゲルマニウムトランジスタ
だけを移植する
②MR8800のラジオ基板ごと交換する
両者リスクありですが ①② トライしてみるしかなさそうです。
さてどうなることやら…