題名を見て,かつての『キー・ハンター』思い出したのは私だけですかね・・・(超古っ・・・)
何やら,おかしなことになってきました。
完全に亀晴信はダークサイドに陥ったようで,
「家督は太郎と言って安心させてください」
みたいなことを言っていた三条ちゃんを一喝してましたね。
あれじゃ先代信虎と何ら変わり有りません。
何か,暴君のような亀晴信を見るのは心苦しいような気がします。
この調子で,油川夫人もいただいてしまうのでしょうか・・・。
勘助は今川家に赴き,これまたダークな伊武デスラー雪斎に対して諏訪頼重の遺児寅王丸を預かるよう進言します。
諏訪の名跡はともかく,四郎が諏訪郡を領有するのにもはや邪魔になったということでしょうが,どんなものでしょう・・・。
これもまた暗黒面に堕ちたような谷原義元が勘助を露骨に嫌っていましたが,寿桂尼が,
「諏訪を我が軍が攻める際の旗頭にしても・・・」
みたいなことを言っていたのも??です。
今川家は海道筋にしか興味なかったでしょうから・・・。
実際のところ,寅王丸の末路に関しては諸説があるようで,仏門に入るもこの年天文15(1546)年,寅王丸の大叔父(父頼重の叔父)にあたる諏訪満隆が四郎勝頼の諏訪領相続に反して挙兵した際に駿河に亡命途中斬られたとも,逃れて消息不明とも言われています。
現実問題として捉えると,気の毒ですが晴信に斬られたと考えるのが一番合点がいくような気がします。
諏訪の名跡たる大祝(おほはふり)は,ドラマにあった通り頼重叔父の満隣が継ぎます。
その後の諏訪氏がどうなったかは,いずれ項を改めて述べることができれば良いのですが・・・。
しかし,教来石景政が後の名将馬場信春だということをすっかり失念していました。
春日源五郎虎綱が春日(高坂)弾正昌信となるのは知っていましたが,迂闊であること極まりません。
そんでもって,駒井政武(高白斎)とともに甲州法度(世に云う信玄家法)の下りまで出てきたのには参りました。
確かに天文16年ですから,時期的に符合するんですけどね。
っていうか,駒井役の高橋一生くんてどっかで見たと思いきや,『田中3号』の三島くんじゃないか・・・(気付くの遅いって・・・)。
丹念に史実を追うかと思いきや,突発的にストーリーが暴走し始めたり,どろどろの継嗣問題と女の一念の話になったり,といった具合にとっちらかった感じですが,まぁ楽しんで見ることができるので良いかな,と・・・。
最後に余計なことですが,上諏訪市だかで毎年行われる『ミス湖衣姫コンテスト』とかいうイヴェントの名称が,『由布姫コンテスト』に変更になったらしいです・・・。
現地の方には悪いですが,何だかなぁ・・・。
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