「ホテル・カリフォルニアの殺人」、久しぶりに読書をした、最後に本を読んだのは2013年の4月頃、それもKindleの試用といった具合。
昔は1冊/週、駅の書店は毎日の立ち寄り所で、SFやら推理やらスパイものやらノンフィクションやらとこれまたノンセクションで読みまくったもんだったが、老眼が進むに従って遠のいていた。
今回この本を読むきっかけは、様々なブログを見ているうちにたまたまこの小説が目に留まって、久々に一発奮起した次第。
やはり電車の中はスマホをいじるよりは読書の方が面白いし、多分恰好も良いと思う。
〔内容〕
ロックの本場の空気を感じるため渡米した日本人ミュージシャン・トミーこと富井仁と、気ままに旅するアフリカ系アメリカ人のジミー。
ルート66を西へと進む途中で、限られた人間のみが存在を知る「ホテル・カリフォルニア」に迷い込んだ二人は殺人事件に巻き込まれる。
連夜のパーティで歌を披露する歌姫の一人が、密室で喉に短剣を突き立てられた状態で発見されたのだ。
音楽に関する知識で事件解決に乗り出すトミーだが、やがて不可思議な状況下で二人目の犠牲者が――。
果たして犯人は? 方法は? そしてその目的は?
(出典:AMAZON )
音楽ネタおよび物理トリックを駆使し、非日常な空間が舞台設定されている古典的な推理劇、とても面白かった。
音楽素養があればより楽しめるし、イーグルスファンならしびれるとも思う。
(舞台劇にもなるかも)
なお”ストリング・ベンダー”なる仕組みをこの小説で初めて知った。
早速、アレクサに「ホテル・カリフォルニアを掛けて」と言ったら、聞き覚えのあるメロディが再生された。
作者は熱心なファンなんだろうな、ということが感じられる作品。
Eagles perform "Hotel California" at the 1998 Rock & Roll Hall of Fame Induction Ceremony
良い事を聞きました、最近読書を始めようかなどと思っていて、早速試して見ます。
多分へこたれるかも。