ヒッチコックが造った実験的ミステリ「ロープ」、本当に被験者になった様な気分になる映画。
舞台がマンハッタンの豪華なアパートだけの舞台劇の様で、ジタバタがほとんど無い(皆無では無いが)良く出来た心理劇でもあった。
以前レンタル・ビデオ(DVDでは無い)で観た時は映画の楽しみよりは実験に付き合った感が強かったが、あらためて観るとなかなか面白くてやはり「ヒッチコック映画」のブランドは健在。
カットのつなぎ目も意識している様であり、これは実物を観ないと分からないだろう。
〔内容〕
1924年、シカゴで実際に起きたローブ&レオポルト事件を題材に、ヒッチコックが映画内の時間進行と現実の時間進行を同じに進めながら描いた実験的作品。舞台はマンハッタンにある、とあるアパートの一室。完全犯罪を完結させることにより、自分たちの優位を示すために殺人を犯したフィリップとブランドン。彼らは、殺人を犯した部屋に人を呼んでパーティを開く、というスリルを楽しみさえするが……。
(出典:全洋画オンライン)
50年以上経過しても色あせない映画というのは立派な芸術で、後世への遺産だと思う。
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このシリーズは結構はまります。
邦題 " ロープ/戦場の生命線 (2015)" 原題 " A PERFECT DAY " 監督 フェルナンド・レオン・デ・アラノア という映画がPrime Videoにあったので去年10月頃にみてみました。たしかにロープが扱われた代物でしたが、余りにもつまらんくて途中で放棄しました。それでも月額500円ポッキリは年金生活者にとってまありがたいです。