G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

蕪山(1069m) ~秋の風情が漂う大展望の山~

2017-09-07 | 山行

山行年月日:2017年9月3日(日)、晴、爽やか、23℃(山頂)
参加者:G.G.他1名
アクセス:各務原7:00→8:05関市板取、21世紀の森公園駐車場 (走行距離約60km)
歩行データ:距離≒約10 km/所要時間≒6:05(昼食、休憩時間などを含む)/累積高度≒1230m
コースタイム:
駐車場8:15→(株杉コース)→9:15分岐点→11:20蕪山、昼食12:20→13:30分岐点→自然観察道)→14:20駐車場
GPSトラック:
往路は東側の「株杉コース」を、復路は西側の「自然観察道」を歩いた。全行程を通じて、コースは林間で、登山路・標識共に良く整備され歩き易い。「株杉コース」は天然記念物の株杉の奇景が楽しめる。「自然観察道」は地道の足に優しい普通の山腹道で穏やかな雰囲気が楽しめる。
                 (一目盛約300m)
GPSトラック標高図:
急傾斜の箇所は皆無で自然を存分に楽しめる。

 山行リポート:
■「株杉コース」に入ると私には見慣れた風景であるが、何時もながら多くの巨木の株杉の奇景に心を奪われよう。

 季節柄、山の花は少なくコアジサイとホトトギスを見付けただけである。
                (路傍のホトトギス)

パートナーが久し振りの山行ということもあり、ゆっくりと歩き、一般の人なら2時間強で登れる所を3時間弱掛けて登頂した。お陰で心身共にリラックして、自然と一体化したような感覚を持って山頂に立てた。

 山頂はススキが生い茂り、吹き渡る風も爽やかで秋の気配が濃厚であった。山頂は将に360度の大展望で爽快である。遠方の白山や御岳などは雲に遮られていたが、近くの山々は大いに眼を楽しませてくれた。
             (ススキを前景にした高賀山)

           (中央は福井県境の滝波山、左は平家岳)

               (中央の隆起が伊吹山)

■山頂で一時間を過ごした。その間、登頂して来たハイカーは15人位であった。子供連れや、若いカップルが多く登山者の若返りを示唆しているように感じた。
復路もゆったりペースで下山する。途中で、「株杉コース」を左に分け「自然観察道」を辿り、無事に駐車場へ帰着した。

雑 感:
■登山道は山頂間近まで林間で直射日光に露出することがないので、真夏の猛暑日でも熱中症などの危険度は低下しよう。
■登山道には「株杉コース」と「自然観察道」があり変化に富んでいて、山頂には将に360度の大展望が待っているので秀逸なコースと言えよう。
■今回はパートナーが久々の山行と言うことで私には未体験のスローペースで歩行したが、結果は意外やとっても快適であった。今回の経験は、小生の如き後期高齢者はスローペースで登山するのが本来の姿であるのを教えてくれたようである。