昨日、市の図書館を訪れ、新着図書の棚を眺めていたら「50、60は花なら蕾 70、80が花盛り」というタイトルが目に飛び込んできた。著者は107才で現役声楽家の嘉納愛子さんと言う方であった。107で現役の方だからこそ言える文句で、誰にでも当てはまる分けでないが、平均寿命が約87才に達した女性に送るエールと思えば、納得である。
一方、男性に対しては「40、50ははなたれ小僧、60、70働き盛り」と先人が言っています。平均寿命が約81才に達し、周囲にも後期高齢者で現役の方もおられるようになったので、この文句は半ば実現化されつつあると言えるが、誰でもがそうなるようにとのエールと理解すれば、身近な目標とするには良い文句だと思います。
11月には、俳優の高倉健さんが83才で、菅原文太さんが81才で、一世を風靡した昭和の大スターが相次いで彼岸に行き、私を含め後期高齢者の方々は「明日は我が身」かもと、ややブルーな気分になったと推察しますが、このエールを素直に受け入れて元気を出したいものです。
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