山行年月日:2018年9月23日(日)、晴
参加者:G.G.他9名
アクセス:各務原7:00→(一般道)→9:50冠山峠P/走行距離≒100 km(片道)
沿面距離≒5.2 km/所要時間≒3:56(昼食、休憩時間などを含む)・累積標高≒500 m
CT:P 10:13→11:53冠山、昼食12:30→12:53冠平13:00→14:09 P
GPSトラック図:
冠山峠から冠山をピストン。往路は冠平をパス、帰路に冠平に立ち寄る。
(1目盛り:約500m)
GPSトラックの標高図:
冠山取り付きまでは殆どフラットで、途中巨木の倒木があったのを除けばお散歩ムードであった。最後に、標高差約80mの岩場の急登があり、今までのお散歩ムードから一転して3点支持で必死に攀じ登ることになった。
山行リポート:
■登山口の冠山峠の手前の林道から見る冠岳は威風堂々たる山容である。
奥美濃のマッターホルンと言われるのも、宜なるかなと思う。
■冠山峠の石碑である。標高1257mで、コースの難度からみて少し大仰と思う。
■正面に冠山を見ながら、期待を胸に進む登山道は快適で気持ちが良い。
■登山道の最終段では、高度差80 m位の急登の岩場を三点支持、或いはロープに縋って必死に攀じ登る。但し斜度は左程でなく山慣れしたハイカーなら恐怖感はなかろう。多少難渋するパーティがあり、少しの間、渋滞した。
■登山口から1:40で山頂に立つ。山頂は15人位が座れる広さであり、ここでゆったりと昼食を摂り、記念撮影する。
■山頂は遮るものなく3000m級の高山こそないが将に360°の大展望である。 (東方、能郷白山方面を展望)
(北方、部子山、銀杏峰方面を展望)
(西方、金草岳方面を展望)
(南方、奥山ダム方面を展望)
■眼下にはクマザサに覆われた平坦地の冠平が俯瞰される。
帰宅後に知ったとであるが、この1画に、昭和30年11月6日に福井銀行の社員、24名が登山し、悪天候で2名が落命した事故を記した遭難碑がひっそりと佇んでいるそうである。
事前に知っていれば、せめて合掌したものをと悔やまれる。
■冠平を後に、1:10ほどで全員、冠山峠に無事に帰着した。
■登山道ではいろいろな草花も咲いていたが、秋の代表的な彩りとしてナナカマド、とアキノキリンソウが印象的であった。
雑 感:
■奥美濃のマッターホルンとも呼ばれるピラミッダルな山容はとても魅惑的である。
■山頂の展望は3000m級の山は見えないが、将に360°の山また山の大パノラマである。
■登山口から冠山の直下までは、平凡なお散歩コースであるが、そこから先の標高差80 m位の岩壁登りがこのコースのハイライトで、本山行のアクセントになっている。
■難点と言えば、登山口へのアクセスが約3時間(片道、休憩時間込み)も掛かることである。
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