銀城歌劇団楽屋日記

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入院記その弐~痛みが消えない!?悪夢の一夜~

2019年02月02日 19時02分35秒 | 劇団楽屋日記
ども。今回は手術を無事に終え、処置室で過ごした地獄の一夜の一部始終について

上記のイラストは処置室に搬送された時の私(代理は彦ですが、よく考えてみたら彦も手術して入院したからちょっと生々しいかも)

身体には色々と管やらプロテクターみたいな物が装着されていますが、一つづつ順番に説明していきますと

○まず右腕の管は点滴。手術の前日は絶食させられるので翌日の朝までは点滴で栄養を取るんですよ(翌日の昼には五分粥を中心とした昼食が出たが、点滴から完全に開放されたのは2日後だった)描くのを忘れたが鼻の穴にも短時間ですが管が入ってました

○左腕の管は気が付いたら刺さったまま貼られていて、一体何の目的で使われていたのかは最後まで謎だった(手術中に使ったのか?)
あと点滴の管の下の黒い管は書き忘れたのだが、右手人差し指に身体のデータを取るためのカバーがはめてあり、すぐ取れそうになるから大変だったな。胸部の細かい管もデータを取るための物らしい

○両足のプロテクターみたいなのはマッサージ器でこれは血栓が出来るのを防ぐために装着され5秒に一回、片脚ずつモミモミされるのだがコイツが中々の曲者で装着しているととにかく内側が蒸れて暑い上に汗をかき(季節は真冬だが院内は常に暖かかった)、しかも自力では外せないからコレは拷問に近かったな(自力では掻けないし、あまりにも辛い時は看護師さんを呼んで数分間外してもらったり汗を拭いてもらいましたよ)

○股間から伸びているのはあっちゃんも腹膜炎の時に装着した尿道カテーテルで、下半身は紙おむつを着用しています(敦はインタビューでち○こから管が延びていたと語っていたが、私は確認できませんでした)

○そして右腕の下に転がっている白い巾着が術後の痛み止めの役割を持つ局部麻酔で、管は脊椎に刺さったまま背中にテープで固定されているのだが、今回はこれに苦しめられる事に・・・・

ベッドが半分起こされた状態で私は一人、時にはナースコールで看護師さんを呼びながら襲い来る痛みと戦う事になるのだが、麻酔を打っているのにも関わらず痛みは一向に引かず、かつての○理痛の時みたいに寝てやり過ごそうと思っても中々眠れなくて痛みが引いたと思ったらまだ小一時間しか経っていないわで、いっそう失神できたらと思っても全然意識は遠のいてくれなくて両脚は痒すぎる

猛烈すぎる痛みについには吐き気をもよおし、ほぼ一時間ごとに担当の看護師さんを呼んで何とかしてもらう様に頼んだのだが巾着の麻酔の追加スイッチ(中にはボトルが入っていて麻酔が追加できるボタンがついている)は頻繁に押せないと断られ、終いにはあまりにも呼ぶ回数が多すぎるので対応が投げやりっぽくなり痛みには深呼吸で立ち向かえと言い渡される始末・・・・(深呼吸には自律神経に働きかけ、痛みを緩和する効果があるそうな)

そんなこんなで痛みの猛攻にはひたすら深呼吸で立ち向かい、やっと落ち着いた頃には朝になって・・・AM9時過ぎにはやっと両脚のマッサージ器も取れて一つの戦いが終わったと思いましたよ

昼食前にはおしぼりで身体を拭いてもらい、午後には1日ぶりに病室に戻れたのだが後日、看護師さんから麻酔医の処置ミスで背中の麻酔が体内に正しく注入されていなかったと聞いた時は開いた口がふさがらなかったぞ、と

お、おい・・コッチは死ぬ思いをしたんだぞ!?なんて事をしてくれたんだ、ふざけんな!と数日後に麻酔担当医が謝りに来た際は怒りで震えたが、現実は気力体力ともに消耗して怒る気にもならなっかたんだよな・・・・

麻酔が効かなかったって事は多分、自分の治りたいと思う心=自然治癒力で回復したという事になるのだが、その事を看護師に話したら「凄いですね」と褒められたのでまぁいっか、と思ったのも事実なのですが
コメント
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