日中の陽射しが無くなると体育館も冷えて来る。
昨晩も少し冷えての床、裸足で踏み入れて「冷たい」と言う小学低学年たち。
送って来た父親に「床暖房してあるのですか?」と聞けば「してません」の返事。
これ位で冷たいとはと普段の生活を思ってしまう、それだけ今の子たちは弱体化しているのだろう。
昭和時代の道場は、冷たい水での雑巾がけが普通だった。
今は用意されたモップに変わって、でもそれすらどうやるかを知らない子が多い。
学校でもモップは使うと思うのに、そんな子は掃除を真面目にやっていない? 格好だけ押している?
教師も細かく指導はしないのだろう、だから道場でその方法を教える事になる。
昔 体育館が急に使えない日など、真冬でも冷たいコンクリート駐車場が稽古場になった。
ラインで即全員通知など出来ない、そうするしかなかった時代。
「今時そんな事したら誰も来なくなるでしょうね」とは古参の社会人たちと話す。
確実に今の子たちは弱くなっている、特に精神面で。
こう書くと「また精神論か、古い昭和世代の考え方だ」なんて言う人が居る。
それはそれで構わない、我が子を確り育てられればそれで良い、数十年後に答えは出ている。
・・と子供たちには話している、「自分が親になったら(時)どう育てる?」と。
真剣に聞いている子とボーっと聞いて居る子。
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