おはようございます!
いよいよオリンピックが始まりました。
いざ始まってみれば、会場の大声援が無くても試合の熱気、選手たちの真剣さを十二分に感じることが出来ます。
内村さん、三宅さん、残念ではありましたが本当にご苦労様でした。
高藤さん、雪辱の金メダル第一号おめでとう!。
ソフトボール、バトミントン、卓球イイぞその調子!、なでしこジャパン、気合を入れろ!
池江さん、パリを目指して頑張れ!
( きりが無いので本題に移ります。。。)
丁度実家に帰っておりましたので、開会式は母と二人で最後まで見届け、各国の選手のユニフォームと素敵な笑顔に沢山の元気を貰いました。
前日までのガタガタ騒ぎでどうなることかと心配でしたが、兎に角無事に済んだことは何よりです。
何よりではありますが、、、個人的には??な部分もいくつかあって、正直、複雑な気分です。
気になったのは、何やら日本のサブカルチャーに頼り過ぎたかに思えるあの演出です。
アニメやゲームに代表される日本のサブカルチャーは素晴らしいと思いますし、そのお陰で日本に興味を抱いてくれる外国人が増えていることは確かですが、あらゆる意味で全世界が注目し、歴史に刻まれるであろうTOKYO2020の開会式で漫画の吹き出し?、ゲームの主題曲??。
刹那的にはウケたかもしれませんが、あれを見て「流石ニッポンだ!」と感心した人は世界中にどの位いるでしょうか?。恐らく1千万人かそこらがいい所で、残りの殆どの人々にとっては??だったのではないでしょうか。
私も漫画やアニメやゲームが日本を代表するキラーコンテンツであり、これからも大いに発展して欲しいと願う一人ですが、近頃の日本人って、日本のアニメやゲームを持ち出せば世界の人々が喜ぶと大きな勘違いをしてませんかね?。
これ、完璧な井の中の蛙です。世界はそんなに甘くない!
・・・5年前のリオオリンピックの閉会式に一国の首相がゲームキャラのコスチュームで現れた辺りから変な方向に行っちゃってる気がします。 政府肝入りのクールジャパン政策も相変わらずサブカルチャーに頼ってばかりのようですが、この5年の間に世界は大きく変わっていますよ。
一番恐ろしいのは、サブカルチャー以外に海外に発信するものが見当たらなくなってきたことで、今回の開幕式はそんな心配を払拭させる最高の機会だった筈なのですが・・・・残念!
ー じゃあ、お前が来てやってみろ、と言われても困りますけどね。。。
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ところで、実家では朝刊を3紙(産経、朝日、上毛)とっているのですが、オリンピックの扱いに随分と差がありますので驚きました。
先ずは産経新聞です。五輪に対してポジティブな見出しです。
社会面にも五輪を応援する見出しが並んでいます。
一方、朝日新聞はこんな感じです。
1面全面を使わず、脇段にわざわざ、熱戦の隣 鳴りやまぬ緊急電話との見出しを入れています。
社会面もスポーツ面もネガティブな表現ばかりで、社会派を気取ったような見出しが並んでいます。
社説も天声人語も「分断」「不信」などのネガティブな内容が盛り沢山で、マッチポンプ新聞の面目躍如です。
ところが、テレビ朝日では民放最大のオリンピック枠を獲得している様で、テレビ欄は誇らしげです。
そんな朝日に対して批判をする産経の産経抄が面白い。
因みにこちらは群馬県の地方紙、上毛新聞の一面です。
午後、自宅に帰って早速読売新聞を広げてみました。
一面では足らずに、裏面まで使ってます。
社会面も見開きで、ポジティブな見出しが並んでいます。
スポーツ面は6面分を使って五輪特集を組んでいました。
30面には、浅田次郎氏の特別寄稿が。
多分、原稿の締め切り時間に間に合わなかったのでしょう。長嶋さん、王さん、松井さんが登場したことは記事になっていませんでしたが、五輪特集には長嶋さんがしっかり登場していましたね。
ー たまにはこうして新聞を読み比べてみるのも面白いものですね。
(おまけ)
・MISIAさんのドレスは素敵だったけど、着物で君が代を歌ってくれたらもっと良かったな~。
・くるくる回る花火も良かったけど、どうせなら4尺玉でも打ち上げて欲しかったな~。
・聖火台のモチーフが富士山だったとは、別の番組で聞くまで気付かなかったな~。
・バッハさんが長話の中で「オリンピックコミュニティ」という単語をしきりに使っていましたが、あれは「五輪利権集団」という意味でしょうかね。
(長々と書いてしまいましたが、最後までご覧いただき有難うございました。)