旧暦の8月、9月は、新米のとりいれが無事に終わった感謝と来年の豊作を祈願する行事として島遊び(豊年祭)がある。『喜界島見てある記』から一部抜粋。
湾、赤連(あがれん)、中里、上嘉鉄の集落では、旧暦の9月19日(新暦10月17日)に行われた。
午後1時から盆踊りが始まり、踊りの輪の中に入る人には全員、ピンクか黄色のタオルが配られた。それを頭に巻いたり、首に掛けたりして太鼓の音とご婦人たちの歌に合わせて踊っていた。単純な振り付けだが、曲によって微妙に異なる。
盆踊りの後は、小学1年生から高校生までの男子の相撲大会、女子中学生の相撲大会、高校生までは体操着の上に腰だけの まわし を絞めて相撲を取って、それぞれの優勝者には米俵ではなくて、米5キロが渡されていた。
余興としての親子相撲大会では、父親が必死になって自分より大きな子どもと競っている微笑ましい姿があった。
夕刻になり、また太鼓とご婦人の歌声と共に盆踊りが始まり、最後は六調で幕を閉じた。その後赤提灯を下げたテントの下では、元青年たちが楽しそうに焼酎を酌み交わしていた。宴はまだまだ続く・・・・。
「ヤコブは独り後に残った。そのとき、何者かが夜明けまでヤコブと格闘した。」(創世記 32: 25)
今日、手紙が届きました。
行けなかったのが残念でしたが、こちらでお祈りしてましたよ。
多分、そちらにも行く機会があると思うのでそのときはよろしくお願いします。
そうそう、7月末のオープンキャンパスには奄美の高校生が来ましたよ。
助祭も知ってる学生と思います。
ブログの更新を毎回楽しみにしてますね。
では