それは、昼間の職場。女子トイレの会話から始まった。
たまに一緒になる隣の会社のOLさん。
どうやら、ネコと暮らしているワタシのことを「ネコ好き」だと勘違いしているらしい。
そして、ネコの話をすると喜ぶ種類のニンゲンだとも思いこんでいるらしい。
ワタシはネコと暮らしているのであって、どうしてもネコが好きなわけではない。
その証拠に、金を出してまで、ネコを入手しようとは微塵も思っていない。
ワタシは、ホントに欲しいものには=例えば=美味しいワインとか、気に入ってしまった洋服とかには、案外ケチらず、支払可能な範囲内ではあるが・・・金を払う主義だ。
だが、ショップやネットでお気に入りのネコを吟味し・・・お金と引き換えにネコを手に入れる気には全くならない。
本当にネコが好きなヒトは、金を払ってまでネコと暮らしている!のです。
つまり、ワタシはネコ好きというカテゴリーには入らないのであります、と、あっさり認めます。
という大前提の元・・・
そのトイレのOLは、
「最近、家の近所でウロウロしている野良猫に餌をやっている」
という、耳を疑うような、とても恥ずかしくて他人には言えないような話を得意気にし始めたのである。
彼女は、そのネコを「ウチの野良」と呼んでいる。
と言うことは、自分のネコだということを認めている、とワタシは判断する。
次に会った時、
「餌やり後、野良がついてきてしまった。マンションの部屋まで知られてしまった。それから毎朝、餌を貰いに来るようになり、玄関前でニャーニャー泣きわめくようになってしまった」
という方向に話が進展した。
ペット禁止のマンションなので、近所にも知られるようになっては困るのに、あまりにもうるさいので、家にチョット入れて、餌をあげて、出て行ってもらうようにしている。
とのこと。
「触れるよ~。ウチの野良」
やっぱり、得意気である。
彼女は動物好き、だと言う。
ワタシはてっきり愛情あるネコとの接し方について相談を受けているものだと思い、
こうアドバイスをした。
「去勢して家に入れちゃえば、案外、家で暮らし続けるもんだよ。
ウチのも全部、外ネコだったから!ペット禁止のマンションでも家主さんが一緒に住んでいなければ、判らないもんだよ」
ところが、普通の自慢話だと思っていたワタシが甘かった。
『ふーん。貰ってもらえないかな・・・』
エッ!?
「ペット可のマンションに引っ越せば?」
『夏に長期旅行に行きたいから・・・迷惑なんだよね~』
エッ!?
じゃ何で、野良猫にエサやるかな!?
『小さなころは、かわいかったから・・・写真見せてあげるよ。ウチの野良。かわいいでしょ!?』
完全に会話は空中戦となった。
平穏無事な、がちゃ三毛庵に、何かが勃発するのはわかっている。
そして、突然、ネコ屋敷に紛れ込んでしまったネコの立場から行ってみれば、
トワイライトゾーンである。
それでも、きっと、人生とは「きっかけ」の連続体で構成されており、
いつでも変化と進化と共に流れている。
信じるしかないか・・・
ネコの神様は、今一緒に暮らしているネコに対しても、
新入りネコに対しても、そしてワタシにも、怒りの制裁を喰らわせることはないだろう。
まずは血液検査をしてエイズや白血病は持っていないことを確認すること。
持っていなければ引き取るので、
去勢をすること。ノミを取るためにシャンプーをすること。
その費用は持っていただきたい。。。
条件を提示し・・・
そして、ワタシはネコを可愛がる主義ではないので、世間でいうペットとしては大切にはしない、と宣言し・・・
次のステージへ・・・(続く)
たまに一緒になる隣の会社のOLさん。
どうやら、ネコと暮らしているワタシのことを「ネコ好き」だと勘違いしているらしい。
そして、ネコの話をすると喜ぶ種類のニンゲンだとも思いこんでいるらしい。
ワタシはネコと暮らしているのであって、どうしてもネコが好きなわけではない。
その証拠に、金を出してまで、ネコを入手しようとは微塵も思っていない。
ワタシは、ホントに欲しいものには=例えば=美味しいワインとか、気に入ってしまった洋服とかには、案外ケチらず、支払可能な範囲内ではあるが・・・金を払う主義だ。
だが、ショップやネットでお気に入りのネコを吟味し・・・お金と引き換えにネコを手に入れる気には全くならない。
本当にネコが好きなヒトは、金を払ってまでネコと暮らしている!のです。
つまり、ワタシはネコ好きというカテゴリーには入らないのであります、と、あっさり認めます。
という大前提の元・・・
そのトイレのOLは、
「最近、家の近所でウロウロしている野良猫に餌をやっている」
という、耳を疑うような、とても恥ずかしくて他人には言えないような話を得意気にし始めたのである。
彼女は、そのネコを「ウチの野良」と呼んでいる。
と言うことは、自分のネコだということを認めている、とワタシは判断する。
次に会った時、
「餌やり後、野良がついてきてしまった。マンションの部屋まで知られてしまった。それから毎朝、餌を貰いに来るようになり、玄関前でニャーニャー泣きわめくようになってしまった」
という方向に話が進展した。
ペット禁止のマンションなので、近所にも知られるようになっては困るのに、あまりにもうるさいので、家にチョット入れて、餌をあげて、出て行ってもらうようにしている。
とのこと。
「触れるよ~。ウチの野良」
やっぱり、得意気である。
彼女は動物好き、だと言う。
ワタシはてっきり愛情あるネコとの接し方について相談を受けているものだと思い、
こうアドバイスをした。
「去勢して家に入れちゃえば、案外、家で暮らし続けるもんだよ。
ウチのも全部、外ネコだったから!ペット禁止のマンションでも家主さんが一緒に住んでいなければ、判らないもんだよ」
ところが、普通の自慢話だと思っていたワタシが甘かった。
『ふーん。貰ってもらえないかな・・・』
エッ!?
「ペット可のマンションに引っ越せば?」
『夏に長期旅行に行きたいから・・・迷惑なんだよね~』
エッ!?
じゃ何で、野良猫にエサやるかな!?
『小さなころは、かわいかったから・・・写真見せてあげるよ。ウチの野良。かわいいでしょ!?』
完全に会話は空中戦となった。
平穏無事な、がちゃ三毛庵に、何かが勃発するのはわかっている。
そして、突然、ネコ屋敷に紛れ込んでしまったネコの立場から行ってみれば、
トワイライトゾーンである。
それでも、きっと、人生とは「きっかけ」の連続体で構成されており、
いつでも変化と進化と共に流れている。
信じるしかないか・・・
ネコの神様は、今一緒に暮らしているネコに対しても、
新入りネコに対しても、そしてワタシにも、怒りの制裁を喰らわせることはないだろう。
まずは血液検査をしてエイズや白血病は持っていないことを確認すること。
持っていなければ引き取るので、
去勢をすること。ノミを取るためにシャンプーをすること。
その費用は持っていただきたい。。。
条件を提示し・・・
そして、ワタシはネコを可愛がる主義ではないので、世間でいうペットとしては大切にはしない、と宣言し・・・
次のステージへ・・・(続く)