インフル入院三日目は

日曜日というのもあって、ドクターが姿を見せるわけでもなく、見舞客の足音のようなのが聞こえるものの、一日穏やかで何をすることもない。

そうそう、二日間の点滴が終わって、やっと点滴棒片手に動き回る不便さも取れたのだけど。
この点滴・・・今回、逆流したり漏れたり・・・に次いでまたしてもアクシデント。
天敵（寒っ！）

針を抜いて、はい、お疲れ様～と看護師さんが病室を出て、ものの数分もたたないで腕を見たら・・・すごい出血してたwww。
止血の綿？を止めるのに、３センチ幅ぐらいの綿テープみたいので手首をぐるっと抑えていたのに、そのテープのみならず、腕が触っていた布団にも血のシミが出来てた。

慌ててナースコール。
なんかねぇ。私の病室入るのに、結構重装備が必要みたいでさ、すごい精度のいいマスク着用が決められてるのか、目と鼻の先のナースセンターなのに、来るのがとても遅い（ように思われた）

で、真っ赤になった手首のテープと、汚れたシーツを見せて取り換えてもらう。
血小板が減ってるってこういう事ですか？　と思ったけど、小心者の常として、ありがとうね～と言うだけでなにも聞けない。

この日も、主食だけがお粥に変った食事がちゃんちゃんと届く。
点滴がないので食べなくちゃ、と思うけれど、まったく手がのびない。
結局、お粥を二口ぐらいすすって、申し訳みたいについてるメロンとかグレープフルーツで生き延びた（笑）
お腹が空に近いのにタミフルは当然のように飲まなきゃならない。そのせいか、胃が実に気持ち悪い。　痛くはないけど、常に胃液が自分の胃を溶かそうとしてるんじゃないか、みたいな。ま。妄想だけど。

いつもどおり、検温と血圧と胸の音と、パルスなんとか。
軽い頭痛がする。　インフルエンザ脳症・・・と頭をかすめる。
いやいや、今のところ熱も下がってるし、多分、思考に乱れはない、と自分に言い聞かせてすとんと眠りに落ちる。