少数派シリーズ/社会の弱者・人権
夫婦同姓をこのまま続けていくと2531年には日本人全員が佐藤さんになってしまう
※記事が一部隠れる場合は、下段のスライドで調整して下さい。
日本は国連から4度に渡って「選択的夫婦別姓」を導入するよう勧告を受けている/しんぶん赤旗
■夫婦同姓を法律で義務付けているのは世界で日本だけ、経団連も“別姓”を求める
日本は国連から4回に渡って、「選択的夫婦別姓」制度を導入するよう勧告を受けている。本当に恥ずかしい限りで、記事をお読み願いたい。ここからは、池上彰氏のTV情報番組を参考にしました/法律で「夫婦同姓」を義務付けているのは、世界で日本だけだ。現に2020年に、当時の上川法務大臣が「我が国以外は、(夫婦同姓制度を)承知していない」と発言し、政府が事実を認めた。なお元々は夫婦同姓だった国はドイツ・スイス・オーストリア・タイ・アメリカ、その後、時代の流れから変更した。日本が今でも夫婦別姓を認めないのは、自民党に反対派がいるためだ。反対する理由が、①家族の一体感がなくなる。②家族の絆が壊れる。③家族が個人単位の扱いは好ましくない。④別姓になると子供の名字が異なることがあり得る等。選択的夫婦別姓制度は、それぞれの夫婦が選択できる制度なのにそれさえも認めようとしないのはいかがなものか。ある独身者へのアンケートは、「同姓がよい」39.3%、「別姓がよい」9.3%、「どちらでもよい」36.7%と、決めかねているのが現状と言う。
国際的に仕事をする女性が増え支障をきたし、経団連も「夫婦別姓」を早期実現すよう政府に求めている。例えば未婚時の論文が世界に認められていても、結婚して改名すると世界ではそうした習慣がないから別人扱いされて、過去の実績が認められず女性の活躍が阻害されている。パスポートは旧姓が併記されるようになったが、ICチップには登録されないからここでも支障が出る。こうした背景から反対する自民党は、通称として旧姓を使用することを打ち出したが根本的に方向性が違う。外国ではどちらかに決めずに、夫婦両方の名字を組み合わせる「結合姓」が認められる。夫:スミス、妻:ブラウンの場合、名字を“スミスブラウン”にできる。フランスは話し合いでまとまらない時は、アルファベット順(早い順)の結合姓にする決まりがある。B→S=ブラウンスミスになる。
■全員が佐藤さんになる2531年には人口が28万人に減少・3310年にはたった22人
東北大学・吉田浩教授の試算によると、このまま「夫婦同姓」を続けると将来国民全員が「佐藤姓」になると言う。現在、日本の名字で一番多いのが佐藤姓、1.5%程度。他の姓(氏)の女性が佐藤さんと結婚すると、夫婦とも佐藤姓になる。それを繰り返していくと雪だるま式に佐藤姓が増えて、2531年に日本人全員が佐藤姓になると試算している。鈴木さんも多く最後は佐藤姓との決戦になり、結局、多い姓が他の姓を淘汰していくことになる。一方、このまま全く外国人を受け入れないでいくと、国の人口推計では日本人の人口が徐々に減り、全員佐藤さんになる2531年には全人口が28万人になってしまう。因みに単純推計では3310年の日本人の人口は、たった22人になる計算が出ている。少子化対策を真剣にやらないと、こういう問題が起こる。こうした背景から、やがて日本は移民を受け入れざるを得なくなる。
夫婦同姓をこのまま続けていくと2531年には日本人全員が佐藤さんになってしまう
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日本は国連から4度に渡って「選択的夫婦別姓」を導入するよう勧告を受けている/しんぶん赤旗
■夫婦同姓を法律で義務付けているのは世界で日本だけ、経団連も“別姓”を求める
日本は国連から4回に渡って、「選択的夫婦別姓」制度を導入するよう勧告を受けている。本当に恥ずかしい限りで、記事をお読み願いたい。ここからは、池上彰氏のTV情報番組を参考にしました/法律で「夫婦同姓」を義務付けているのは、世界で日本だけだ。現に2020年に、当時の上川法務大臣が「我が国以外は、(夫婦同姓制度を)承知していない」と発言し、政府が事実を認めた。なお元々は夫婦同姓だった国はドイツ・スイス・オーストリア・タイ・アメリカ、その後、時代の流れから変更した。日本が今でも夫婦別姓を認めないのは、自民党に反対派がいるためだ。反対する理由が、①家族の一体感がなくなる。②家族の絆が壊れる。③家族が個人単位の扱いは好ましくない。④別姓になると子供の名字が異なることがあり得る等。選択的夫婦別姓制度は、それぞれの夫婦が選択できる制度なのにそれさえも認めようとしないのはいかがなものか。ある独身者へのアンケートは、「同姓がよい」39.3%、「別姓がよい」9.3%、「どちらでもよい」36.7%と、決めかねているのが現状と言う。
国際的に仕事をする女性が増え支障をきたし、経団連も「夫婦別姓」を早期実現すよう政府に求めている。例えば未婚時の論文が世界に認められていても、結婚して改名すると世界ではそうした習慣がないから別人扱いされて、過去の実績が認められず女性の活躍が阻害されている。パスポートは旧姓が併記されるようになったが、ICチップには登録されないからここでも支障が出る。こうした背景から反対する自民党は、通称として旧姓を使用することを打ち出したが根本的に方向性が違う。外国ではどちらかに決めずに、夫婦両方の名字を組み合わせる「結合姓」が認められる。夫:スミス、妻:ブラウンの場合、名字を“スミスブラウン”にできる。フランスは話し合いでまとまらない時は、アルファベット順(早い順)の結合姓にする決まりがある。B→S=ブラウンスミスになる。
■全員が佐藤さんになる2531年には人口が28万人に減少・3310年にはたった22人
東北大学・吉田浩教授の試算によると、このまま「夫婦同姓」を続けると将来国民全員が「佐藤姓」になると言う。現在、日本の名字で一番多いのが佐藤姓、1.5%程度。他の姓(氏)の女性が佐藤さんと結婚すると、夫婦とも佐藤姓になる。それを繰り返していくと雪だるま式に佐藤姓が増えて、2531年に日本人全員が佐藤姓になると試算している。鈴木さんも多く最後は佐藤姓との決戦になり、結局、多い姓が他の姓を淘汰していくことになる。一方、このまま全く外国人を受け入れないでいくと、国の人口推計では日本人の人口が徐々に減り、全員佐藤さんになる2531年には全人口が28万人になってしまう。因みに単純推計では3310年の日本人の人口は、たった22人になる計算が出ている。少子化対策を真剣にやらないと、こういう問題が起こる。こうした背景から、やがて日本は移民を受け入れざるを得なくなる。