食品のカラクリと暮らしの裏側

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食の誤用言葉|「この店は敷居が高い」は間違い、ハードルが高い・レベルが高いが相応しい

2023年07月17日 | 食の誤用言葉
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ/食の誤用言葉
「この店は敷居が高い」は間違い、ハードルが高い・レベルが高いが相応しい

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■本来の意味からすると「そんなに店へ迷惑を掛けたのですか?」と言われてしまいます
格式が高く値段が張りそうな和食店やレストランを、「敷居が高い」という言い方は間違っています。本来の意味からすると、「そんなに店へ迷惑を掛けたのですか?」と言われてしまいます。「敷居が高い」とは、そもそも店へ使う言葉ではなく不義理や迷惑を掛けて親戚や知人などの家に行きにくいことを言います。この場合の敷居とは、家の部屋の襖(ふすま)を開け閉めする敷居ではなく、旧家・豪商など門の外と中を分けるためにある横木のことです。高級そうな店を言うなら、「ハードルが高い」「レベルが高い」表現が相応しいと考えます。

カタカナが嫌なら、若干、意味が異なりますが、“気後れする”表現でも良いかと思います。投稿者は貧乏人でも、いつか高級店の入口をくぐってみたいと考えております(考えるだけで終わってしまうかな・・・)。年配者は昔から正しい意味の「敷居が高い」を使っていましたが、若い方が使うのは、恐らくTVのグルメ番組のナレーションで、間違って使われたのが広まったのではないでしょうか。最近は、太い横木がある豪邸は、めっきり見掛けなくなりました。そうでなくても、“バリアフリー”の時代ですから(笑)。時代劇でしか、見られないかも知れませんね。

Gstopkarakuri2

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