この国の司法制度を考えた時
この様な事案を目にすると
「この国の刑事組織の厳格さは世界的に優れているなあ」
この様に思う訳です。
被疑者が権力のある組織の構成員だろうと
正義のもとにその信念を曲げず
これに対峙し、ひるまず真実を追求する。
いつの世に至ってもそう在り続けて欲しいと願うのです。
どんな立場にある人であっても人は故意過失を問わず
罪を犯す事がある。
情状の尺量があるものないもの
それ相応に吟味されて、出来る限り
公正厳格な処罰が下される。
この点、日本の国が抜かりなく公務の執行を
継続してきた証として、この法治国家となる所以でありましょう。
残念な事に、これは盤石とまでは言えません
中には用意周到に抜け穴を探りながら
その罪から逃れてしまう者もいるからです。
何事も完全な姿を求める事は
無理でしょうが他国のそれと比べても
我々の国の生活は有意義な環境にある事に
感謝しなければならないと考えるべきでしょう。