GAMAの菜園&フォト日誌

SINCE JUNE 2005・・・菜園情報と写真で綴るGAMAの雑記帳

フィレンツェ再び

2013年02月28日 19時58分18秒 | ガマの世界見てある記
フィレンツェという町は中世ルネッサンスの中枢、現代ではトスカーナグルメ、ワインの本拠地として数多くの
観光客を迎え入れる町として知られている。 その歴史はメディチ家の趨勢とともに語るのがわかりやすい。
メディチ家とはこのブログでは度々触れているが、英語のメディシン=薬の起源となった家で13世紀頃、ここで
薬問屋または医師を営んでいたとされる。14世紀になると銀行家として台頭し、ルネッサンスの牽引役であった
ボッティチェロやミケランジェロをパトロンとして支えた。15世紀にはローマ教皇庁の財務大臣を務めている。
地方豪族との争いで度々フィレンツェを追われるが、16世紀にはハプスブルグ家の支援を受けて再び凱旋し、
フィレンツェの正式な君主としてトスカーナ大公国を治めた。この頃の遺産の多くが現在もメディチ家の遺産と
して文化的な史跡にされている。メディチ家は18世紀まで継続し家系が途絶えて断絶した。現在その居城は
ピッティ宮殿として、施政の後はウフィツィ美術館として保存され、居城とオフィスを結んだ回廊はベッキア橋
などとともに観光名所として残されている。写真左右の建物がウフィツィ美術館。ウフィツィとは英語ではOffice。
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ベッキア宮殿周辺には一部レプリカを含めたくさんの彫刻やブロンズ像が居並ぶ。街中にして美術館の様相。
ミケランジェロのダビデ像、ヴァンディネッリのヘラクレスとカークス像、ジャンボローニャのサビニの女達の略奪、
ベンヴェヌート・チェッリーニの「メデューサの頭を掲げるペルセウス」像
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ウフィッツィ美術館内は撮影禁止。一応紳士なのでルール破りは自重したがこの窓からベッキオ橋を望む光景は
撮影可。ウフィッツィ美術館では宗教画が多い中、ボッティチェリのプリマベイラやビーナスの誕生といった誰
でもご存知の名作を鑑賞した。
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左がプリマベーラ、右がビーナスの誕生。ご存知でしたでしょ。^^ 縮尺が変なのでビーナスは拡大して見てくださいね。
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ピッティ宮殿。ここへ来たのは朝の7時半だったのでまだ門は閉ざされていたが、開門されると美しい庭園に伸
びる一直線の道が見えるという。
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回廊がベッキア橋方面へ伸びる宮殿東側。
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ベッキア橋。彫金師の店が並び女性が目の色を変えて買い物を楽しむ。上がメディチ家の回廊。
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これがメディチ家の紋章。今回の撮影はブレブレになってしまったのでこれは2009年撮影のもの。
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こちらはミケランジェロ広場のダビデ像。これはブロンズで作られており、一回り大きい。
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Yahooはベッキオ橋の宝石店です。
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