大根は本葉7枚から胚軸、つまり大根が出来始めます。間引きはこの時点までに、本葉5枚から7枚で行なうのが理想
です。
毛細根が発達し始めると葉がとんがり始めます。この頃、朝ピンと立っているのが健康の証拠。立ってこない株は
発芽時点で温度が高すぎたか肥料が多すぎる可能性が高いです。
大根の下半分は根、上半分が胚軸です。胚軸は甘みが不足するので収穫前に肥料絶ちし、葉が黄色くなり始める位に
なると葉の養分が胚軸に下り大根は全体的に甘くなります。葉も食べたい人は全体が均一に甘い大根をあきらめてください。
大根もアブラナ科です。大根の表面に毛細根の跡がにきびの跡のように点々と続いていますが、これが直線だといい
成長の証。ゆがんでいたり暴れているのは肥料が多すぎる場合が多いです。そもそも大根のようにギザギザした葉の
野菜は肥料を少なめに育てます。
ほうれん草は本葉12枚から15枚で収穫適期です。その時点で株が小さかったら生育不良、失敗作です。
ほうれん草もデリケートです。奥の方の発育が悪いですね。よく見ると生育の悪い辺りの地面が高いです。ハウスの
横棒を辿っていくと地表が高くなっているのが分かります。そのせいで明らかに水不足を生じています。植える前に
畝を平らに(つくばのガマさんのように・・・とは言いませんが^^)しないと、高くなっている部分のほうれん草
の発育は遅れます。
あと、ここでは穴開きホースを通路に伸ばして灌水していますが、通路を平らにしておかないと凸凹でホースの向き
が変り、水が均等に行き渡りません。それも均等発育を妨げます。肥料が多すぎると、光合成が活発になり過ぎるた
め、葉が大きくなり過ぎます。葉より茎が太くなるように施肥を調整します。また乾いたハウスで植える場合水をた
っぷり地下水に届くように灌水し地表と地下水をつなぎます。それから2日くらいで耕転できるようになりますから
耕転し沈圧します。沈圧することで毛細管現象が機能します。
玉レタスです。撮影は12月8日、コメントは17日現在のものです。
これらのレタスは一応順調という評価です。11月8日に幼苗を定植しています。定植後50日で収穫期に入ります。、
レタスは本場10枚で結球を始めます。その時硝酸、つまり窒素分が多いとダメです。最初の本葉は小さい方が良く、
親指の爪くらいで定植します。そこから本葉10枚までの間が勝負というか、一番大切な期間になります。種蒔きから
75日間がそこに至る下葉作り期間。その後25日で結球、収穫です。栽培条件により若干期間は延びます。
このようにハウス内でトンネルを被せるのは少々過保護。トンネルはなくていいようです。強いて被せるなら、朝
トンネルを開ける前に通路に灌水する。それによりハウス内の湿度を上昇させトンネルの中の高い湿度との差を縮
める気配りが必要だそうです。それと株に水をやる時は地温が急激に下がり過ぎないように温かい時間帯に少量ず
つ与えることが必要だそうです。
とうことで、大根、ほうれん草、レタスを使っての野菜作り講座でした。いい野菜を作る道はええ加減ではダメですな。^^
です。
毛細根が発達し始めると葉がとんがり始めます。この頃、朝ピンと立っているのが健康の証拠。立ってこない株は
発芽時点で温度が高すぎたか肥料が多すぎる可能性が高いです。
大根の下半分は根、上半分が胚軸です。胚軸は甘みが不足するので収穫前に肥料絶ちし、葉が黄色くなり始める位に
なると葉の養分が胚軸に下り大根は全体的に甘くなります。葉も食べたい人は全体が均一に甘い大根をあきらめてください。
大根もアブラナ科です。大根の表面に毛細根の跡がにきびの跡のように点々と続いていますが、これが直線だといい
成長の証。ゆがんでいたり暴れているのは肥料が多すぎる場合が多いです。そもそも大根のようにギザギザした葉の
野菜は肥料を少なめに育てます。
ほうれん草は本葉12枚から15枚で収穫適期です。その時点で株が小さかったら生育不良、失敗作です。
ほうれん草もデリケートです。奥の方の発育が悪いですね。よく見ると生育の悪い辺りの地面が高いです。ハウスの
横棒を辿っていくと地表が高くなっているのが分かります。そのせいで明らかに水不足を生じています。植える前に
畝を平らに(つくばのガマさんのように・・・とは言いませんが^^)しないと、高くなっている部分のほうれん草
の発育は遅れます。
あと、ここでは穴開きホースを通路に伸ばして灌水していますが、通路を平らにしておかないと凸凹でホースの向き
が変り、水が均等に行き渡りません。それも均等発育を妨げます。肥料が多すぎると、光合成が活発になり過ぎるた
め、葉が大きくなり過ぎます。葉より茎が太くなるように施肥を調整します。また乾いたハウスで植える場合水をた
っぷり地下水に届くように灌水し地表と地下水をつなぎます。それから2日くらいで耕転できるようになりますから
耕転し沈圧します。沈圧することで毛細管現象が機能します。
玉レタスです。撮影は12月8日、コメントは17日現在のものです。
これらのレタスは一応順調という評価です。11月8日に幼苗を定植しています。定植後50日で収穫期に入ります。、
レタスは本場10枚で結球を始めます。その時硝酸、つまり窒素分が多いとダメです。最初の本葉は小さい方が良く、
親指の爪くらいで定植します。そこから本葉10枚までの間が勝負というか、一番大切な期間になります。種蒔きから
75日間がそこに至る下葉作り期間。その後25日で結球、収穫です。栽培条件により若干期間は延びます。
このようにハウス内でトンネルを被せるのは少々過保護。トンネルはなくていいようです。強いて被せるなら、朝
トンネルを開ける前に通路に灌水する。それによりハウス内の湿度を上昇させトンネルの中の高い湿度との差を縮
める気配りが必要だそうです。それと株に水をやる時は地温が急激に下がり過ぎないように温かい時間帯に少量ず
つ与えることが必要だそうです。
とうことで、大根、ほうれん草、レタスを使っての野菜作り講座でした。いい野菜を作る道はええ加減ではダメですな。^^
役に立つ情報だけご活用ください。
理解できる部分からUPしていくつもりです。
少しずつですが、お役に立ちそうな情報はUPして
いきます。
こんなしっかりした管理は専業さんにおまかせして、うちは気の向くままの気楽栽培でいきますわ(^^;)
失敗も成功も、苦も楽も楽しみます♪
いかに適当に野菜を作っていることか・・・
商品を育てるには生半可な知識ではダメなんですね。
「野菜栽培講座」のカテゴリーを作っておいていただけると助かります(笑)
とってもためになる野菜講座 どうもありがとうございました
いつも ええ加減農法 のHeyモーにはとても参考になりました
早く 「いい加減農法」になりたいです
また講座をどんどんアップしてくださいね