2018年2月17日(土)
旅行8日目。
いよいよ帰国の日です。
フライトの時間までちょっとデリーを観光します。
ホテルを出るとすぐにオートリクシャーが近づいてきます。
今日はオートリクシャーに乗るつもりだったので
ホテルのフロントで相場を聞いておきました。
交渉して乗り込むと「インドは初めて?」と聞かれます。
ここで正直に初めてと答えるとなめられると思って、
「3回目。デリーに友人が住んでいる。」
なーんてテキトーなことを言っておきます。
オートリクシャーは乗る前に交渉しても降りる時になって、
道が混んでいて遠回りしたからだの、
勝手に音楽を流して音楽を聴いたからだのと、
料金をつり上げられると聞いていましたが、
とりあえず大丈夫でした。
オートリクシャー(ホテル→ジャマーマスジット) 100Rs.(約170円)
Jama Masjid(ジャマー・マスジット)
インド最大級のイスラム教の礼拝所。
シャー・ジャハーン帝が14年の歳月をかけて1656年に完成させました。
インドはヒンドゥー教徒が79.8%ですが、
イスラム教徒も14.2%と結構多いです。
イスラム教の休息日である金曜日に集団礼拝が行われます。
礼拝の前に身を清める池。
ミナレット(塔)は同伴者のいない女性は上ることができません。
高所恐怖症なので上る気もありませんけどね。
中庭は25000人が収容可能だそうです。
この日は土曜日だったので静かでより広さを感じました。
入場 無料
カメラ持込み料 300Rs.(約530円)
次の場所へは歩いて移動。
オートリクシャーとサイクルリクシャーが、まーしつこいしつこい。
人と同じスピードでずっと併走してきます。
あまりについてくる時は突然回れ右をして反対方向に歩き出すと
リクシャーは急に向きを変えられなくてあきらめます。
そんなことを繰り返すこと数回。
Lal Qila(ラール・キラー)
赤い砦という意味の「Red Fort(レッド・フォート)」とも呼ばれます。
シャー・ジャハーン帝によって1639年~1648年に建設。
ディーワーネ・アーム。
一般謁見の間。
ディーワーネ・カース。
貴賓謁見の間。
ラング・マハル。
彩りの間。
水利施設。
あといろいろ…
敷地が広すぎて何が何だかよくわからなくなってしまいました。
入場料 500Rs.(約880円)
ちなみにインド人は30Rs.(約50円)なので、
外国人はインド人の約16倍!
ジャマー・マスジットもラール・キラーも
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって建てられました。
シャー・ジャハーンといえばあのタージ・マハルを建てた人物なので
合わせて見ておくといいですね。
ふたたびオートリクシャーをつかまえて移動。
Khan Market(カーン・マーケット)
狭いエリアにインドとは思えないオシャレで洗練されたショップが建ち並んでいます。
停めてある車も高級車が多く、買い物している人もお金持ちそうでした。
インドの銀座といった感じ(?)。
Vishnu(ヴィシュヌ)
インドの民族衣装パンジャビドレスのお店。
パンジャビドレスとはチュニックのような服です。
インドでは体のラインが出る服装は避けるため
ゆったりパンツと合わせますが、
レギンスやスキニージーンズと合わせれば
日本でも着られそうです。
バラナシで1枚買っていて気に入ったので、もう1枚買おうと。
さすがインドの銀座(笑)。
キレイに陳列されています。
愛想のない男性の店員が「丈は?」と聞いてきて、
「今着ているのぐらい」と答えると
「その丈であんたのサイズはこの棚」と教えてくれました。
店員は基本客をほったらかしなので、
自分で好きな色や柄を選んで試着もできます。
インドで着るならカラフルで派手な柄がいいけど、
日本で着ることを考えてシンプルなデザインを選びました。
チュニック 950Rs.(約1680円)
インドにしては高いですが、縫製もしっかりしていました。
他にもテーブルウェアのお店、文房具、時計、スポーツ用品などなど
いろいろなジャンルのお店があります。
ごちゃごちゃしていないし、しつこい売り込みもないので
ゆっくり見ることができるのがいいですね。
カーン・マーケットにはオシャレなカフェもありましたが、
結構いいお値段がするのでやめておきました。
メインバザールへ戻って何か食べようっと。