2017年7月28日(金)
旅行9日目。
「スペインに1日しかいられないなら迷わずトレドへ行け」
という言葉があるそうです。
スペインに10日間もいるのですから行かないわけにはいきませんね。
トレドはマドリードから南へ約70kmのところにある古都で、
旧市街は世界遺産に登録されています。
また日本の奈良市とは姉妹都市です。
マドリードからAVANT(高速列車)で約30分で行けます。
それであまり興味のないマドリードも旅程に含めたわけです。
宿の最寄駅プエルタ・デル・ソル駅(通称ソル駅)
から地下鉄でアトーチャ・レンフェ駅へ。
アトーチャ・レンフェ駅は地下鉄の駅です。
そこからスペイン鉄道レンフェの駅である
プエルタ・デ・アトーチャ駅へ徒歩で移動します。
アトーチャと名の付く駅は他にも
近郊線のアトーチャ・セルカニアス駅もあります。
ややこしいったら・・・
地下鉄代(ソル→アトーチャ・レンフェ) 1.5ユーロ(約190円)
プエルタ・デ・アトーチャ駅は3フロアに分かれています。
出発フロアは2階(日本でいう3階)です。
切符は往復とも事前に日本から予約してありました。
電光掲示板でホームを確認していると、
私が乗る列車だけ何やら赤字が…
スペイン語だったのでGoogle翻訳を使ったのですが
うまく訳されず意味がわかりません。
でも赤字ですからね、いや~な予感がします。
インフォメーションらしきところを探して聞いてみました。
すると私が乗る予定の列車は「キャンセル」だそうです。
キャンセル!?
理由はまたストライキだそうです・・・
次の列車に乗ってくれと。
次の列車と言われても全席指定なのにどこに座ればいいの?と聞くと、
出発ゲートで聞いてくれと。
マドリード→トレド間は1日に約15本の列車が運行していますが、
この日は3本の列車が運休でした。
まさかそれに当たってしまうとは。
次の列車まで30分間ただボーッと過ごしていました。
30分だったからいいけど、昼間は1時間に1本ぐらいしかありません。
ようやく次の列車の時間が近づき、ホームへ。
ホームは1階(日本でいう2階)に変わっていました。
出発ゲートでは係員が振替の乗客に空いている席の
座席番号が書かれた紙を順番に渡していました。
これがスペイン鉄道レンフェの高速列車AVANT(アヴァント)。
私のように振り替えられたお客さんも乗っているのでほぼ満席でした。
AM8:50発に乗るはずが、結局AM9:20発。
約30分でAM9:53トレドに到着。
列車代(マドリード→トレド) 10.3ユーロ(約1350円)
トレドの駅にも電光掲示板がありましたが、
帰りの列車は全て通常運行されているとの表示。
いやいや!
だまされてはいけません!
列車の中でネットで調べましたよ、私は。
帰りも何本かの列車が運休になってましたよ。
しかもまた当たりです。
私が予約した帰りの列車が運休です。
駅の窓口で聞くと、やっぱり運休とのこと。
じゃあ電光掲示板にそう表示してよ~(とは言えませんでしたけど)
次の列車に乗ってくれとのこと。
帰りはあまり遅くなりたくなかったので、
前の列車に振り替えてもらいました。
あ~行きからバタつきましたね~。
気を取り直してと。
駅舎の中。
トレド駅はこじんまりとした駅ですが、ステンドグラスがキレイでした。
外観も重厚感のある駅舎です。
トレド駅から旧市街まではバスもありますが、
乗り場や時間がよくわからなかったので歩くことに。
10分ぐらいで旧市街へ通じるアルカンタラ橋に着きました。
橋の入口。
トレドの街を取り囲んでいるタホ川に架かっています。
橋にある門はトレド防衛の要塞の役目も果たしていたそうです。
橋を渡り終えてまた少し歩くと、長く急な階段がありますが、
その横を通り過ぎるとエスカレーターがありますのでご安心を。
長いエスカレーターを乗り継ぎトレドの旧市街に到着。
駅から徒歩で20分ぐらいでした。