滋賀女ひとり旅 7

多賀大社前駅→高宮駅→彦根駅→と乗り継いで長浜駅到着。

長浜駅から琵琶湖方面へ歩くこと10分。



突然ですが船内から見た琵琶湖。

長浜港のフェリー乗り場の近くまで来たら、乗り場の係の人が「早く早く」と手招きしていました。
ちょうど出航時間だったようで、慌てて窓口でチケットを買って乗船しました。

時刻表は調べてあったのですが、時刻表にない時間のフェリーでした。
8:50発の次の10:15発に乗るつもりでした。
でもなぜか9:30発があって。

まぁタイミングよく乗れたので結果良かったのですが、今でも謎。
バタバタしていたので乗り場の建物やフェリーの写真は取り損ねました。



長浜と竹生島の往復　3,400円。
意外と高かった…



船内はグループ客が多かったです。
席は空いていました。



湖とはいえ船は少し揺れます。
乗り物酔いしやすいタイプで、ギリ大丈夫だったけどこれ以上長いと多分ダメです。



約35分で、目的地の竹生島（ちくぶしま）が見えてきました。

船内で「帰りは90分後の11:35発に乗船してください」とアナウンスがありました。
11:35発も時刻表には載っていないんですよね。
往復とも臨時便なのかな。



乗って来たフェリー。



昨日と違って今日は晴天。

竹生島は周囲2kmの小さな島ですが、琵琶湖に浮かぶ島としては2番目に大きいそうです。
島自体が巨大な一枚岩でできているらしく超強力なパワースポットとして有名です。



まず入島料を支払います。
券売機で買うシステム。



入島料　600円。



いきなりの階段。
165段あるそうです。

息を切らしながら登りました。
周りの人たちが「元気なうちにしか来れないね」と話していて、心の中で「本当に」とうなづきました。



宝厳寺。

本尊は弁才天で、江ノ島、宮島とともに日本三弁才天と呼ばれています。
実は滋賀に行くと決めるまで竹生島も宝厳寺も知らなかったのですが、三弁才天の中でもここが最も古く建立されたそうです。
西国三十三ヶ所観音霊場の第三十番札所にもなっています。



御朱印をいただきました。
500円。



宝厳寺三重塔。
昔の三重塔は江戸時代に廃絶してしまいましたが、平成12年に現在の三重塔が再建されたそうです。



宝厳寺唐門。
国宝です。
京都東山の豊国廟の唐門または極楽門を移築したと伝わるもので、極楽門が大坂城から豊国廟へ移築されたという説が強くなっており、秀吉時代の大坂城の唯一の建物と考えられ注目されているそうです。



黒い漆塗りの建物に色鮮やかな装飾。



もちろん塗り直されていますが、当時も映えていたでしょうね。



宝厳寺渡廊。
重要文化財です。



豊臣秀吉が朝鮮出兵に使用した御座船日本丸の船櫓の材料を用いて建てたという伝承から「舟廊下」と呼ばれているそうです。



都久夫須麻（竹生島）神社 本殿。
国宝です。
豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の束力使殿を移転したものだそうです。



本殿の向かいの竜神拝所では厄除かわらけ投げができます。



かわらけとは素焼きの土器です。
400円払って2枚のかわらけをいただきます。



1枚目に名前、2枚目に願い事を書きます。
実際はもちろん本名を書きましたよ。



琵琶湖に突き出た鳥居に向かって、名前の方から投げます。
かわらけが鳥居をくぐると願いが叶うと言われています。
私は2枚とも全然届きませんでした。



竹生島内はゆっくり回ってちょうど1時間半ぐらいでした。
またフェリーに乗って戻ります。



帰りは外の席にしました。
外の方が酔わない気がします。



晴天で良かった。
昨日（雨）だったら行かなかったですね。



行きはバタバタして撮り損ねた乗り場です。

竹生島良かったです。
パワースポットと言われるだけあって、良い気をもらいました。