徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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梅雨入りと入梅

2020年06月11日 15時49分12秒 | 独り言・社会・ニュース

新型コロナウイルスで世界中が翻弄され、日本では、今後第2波がどうなるのか戦々恐々となっています。
6月に入り、蒸し暑い梅雨時や今夏も猛暑の予測も出ている中、3密はもちろんマスクの携帯を続けなくてはならない状態で、熱中症対策も同時に必要で、今年は、長い熱い夏になりそうです。

      今年の梅雨入りと平年比、平年

 

さて、今年の入梅は、6月10日でした。
この日は、芒種から5日目、立春から数えて135日目で、この日を入梅と言います。

実際の梅雨入りは、気象庁がその日までの天気経過と1週間先までの天気の見通しを判断して発表します。
従って、梅雨入りは毎年異なります。

  

なお、中国地方、近畿地方、東海地方は、6月10日に梅雨入りしたと発表されました。
沖縄は5月11日ごろ、奄美は5月10日頃、九州南部は5月30日ごろ、四国は5月31日にそれぞれ梅雨入りが発表されています。

  梅の実 

ところで、入梅にしろ、梅雨入りにしろ、なぜ、梅という言葉が使われているのでしょうか・・・
これも諸説あるようですが・・・・

まず、「梅の実が熟する時期に降る雨」という説です。
次に、「カビが生えやすい時期」ということから「黴(かび)雨」(ばいう)と呼んでいたという説。

「黴雨」(ばいう)では、語感も悪く、同じ呼び方でこの季節にあった果物である「梅」を使ったのではないかと言われいます。
他に、「露(つゆ)けき時節」からとか、「漬(つ)いゆ」でものが湿り腐る季節であるからとか・・・

入梅は暦の上での呼び名、梅雨入りは気象条件があった際の呼び名として使い分ける必要があるようです。

”参考”
芒種とは・・・二十四節気の一つで、芒(のげ)とは麦や稲などの先端にある針のようなツンツンしたもので種は稲のタネののことで、種を植える時のことです。


"新しい生活様式”とは・・・

2020年05月24日 11時50分52秒 | 独り言・社会・ニュース

新型コロナウイルスによる緊急事態措置宣言が大阪・兵庫・京都が5月21日に解除されました。

残る関東の1都3県と北海道もこのまま感染者の低減が図られるなら25日にも解除されるかもと報道されています。

他国では、解除されると第2波が起こっています。 
ここ2週間程が第2波を阻止できるかどうかがかかっています。

 
          新規感染者数の推移   


関西圏の解除後の23日には、今までの自粛の解放感からか人出が多くなり、2次感染が心配されていますが、これを防ぐために ” 新しい生活様式 ” を実行するように呼び掛けています。

基本は、マスクの着用、ソーシャルデスタンスを守り、マメに手洗いをするのが3原則だそうです。

  
 終息までは、上記の生活様式を守りたいのですが、終息後は、これらは中々守れそうにありません。 経済を回すには、冠婚葬祭や旅行を控えるのには少々難しいのではないでしょうか・・・問題は、何時終息されるのか、それも日本だけではなく世界中の終息を早めるためにもワクチンの完成が待たれます。


その他に、色々発表されていますが、これが新しい日常生活になるのでしょうか・・
コロナが終息してもこの習慣が身に付けば、今後の感染病にも最小の犠牲で済むのではないでしょうか・・
二次感染を防ぎながら、コロナと上手く付き合い、経済活動をも活発にすることの両立で対応していかなくてはならないようです。

    

世界では、日本のコロナ対策には疑問視されていますが、一方では都市封鎖もなく、強制的な罰則や罰金もなく、これが本当なら奇跡とまでいわれています。

奇跡でも何でもなく、政府の政策はともかくとしても、国民一人一人の平生から日常の生活に根図いた国民性が、ここで発揮できたものと思いたいものです。

 
   国別感染者数の推移 上位10位 および中国と日本 


自粛が解放され、解放感があふれて再び多くの感染者が出ないように、やっぱり言わんこってはないと言われないためにも、少なくとも当面はこの”新しい生活様式”を実行していかなくてはならないようです。

 


緊急事態宣言でどう変わる、治癒薬やワクチンは・・・

2020年04月11日 16時25分42秒 | 独り言・社会・ニュース

日本は、世界の国に比べれば感染数が少ないと言われています。
それもPCR検査が少なく、全体像が分からず、隠れた感染者が多くあり、今後急激にそれが表面化して医療崩壊が発生するのではないかと,世界から警告ともつかぬ非難を浴びています。

   
         4月11日10時現在の国内、国外の感染者数



感染数が少ない原因の一つに、平生からマスクはするし、握手やスキンシップの挨拶もあまりせず、感染予防は、他国、特にヨーロッパ諸国に比べれば平素から出来ているとも言えます。

感染者数が少ないのは、日本に検査能力がないということなのでしょうか、
それとも、感染の実像を掴むため慎重に検査をしているということなのでしょうか?

つまり、高熱が4日以上続いている人(高齢者は2日)が検査の一つの条件となっています。 それが検査件数を少なくしているのでしょうか・・・

    

また、日本の緊急事態宣言も、海外では評判が悪いです。 日本でもあまり良く言わない人もいますが、まず、この宣言は罰則もなく、ゆるゆるの自粛要請では、どれだけ効果があるか分からないと言われています。
どちらにしても、何をするにしてもスピード感がなく、あまりにも対応が遅すぎるとも・・


その上、日本ではテレワークもあまり発達できておらず、その他人の動きも把握する組織的なものもかなり遅れていると指摘されています。

それを非難する国々は、多くの感染者や死者をだしており、それを言う資格があるのかと言いたいですが、日本としてもずばりの指摘であり、頭が痛いところですが、これ以上感染者を出さないようにし、日本も今後のためにも見直しを図ってゆかなくてはならないようです。

まず、ともかく、終息させることが先決であり、そのためには早く治療薬やワクチンを発見し、日本の面目躍如を図りたいものです。

治癒薬
アメリカの「レムデシビル」というエボラ出血熱の治癒薬として開発されたもので、コロナウイルス治癒薬として有力視されています。

富士フイルムの「アビガン」も最有力の治癒薬と言われています。
2014年、日本で承認された抗インフルエンザウイルスの薬です。
政府の発表では、国では200万人分備蓄されているとか・・・
でも、副作用があり、使用には慎重さが必要なようです。

 

他に日本では、武田薬品は先月から開発を進めていると発表されており、早く治癒薬が出来ることを期待したいです。
 

    
  

また、ワクチンの開発も全世界で進めています。
アメリカ国立衛生研究所は3月16日、試験を始めたと発表され、現在はワクチンを4週間間隔で投与し安全性を確認、評価中とか・・・
田辺三菱製薬でも大阪大学とDANワクチンを共同開発すると発表されました。

     

以上、治癒薬にしろ、ワクチンにしろ、早く確認評価、承認され、コロナウイルスの終息を願わざるを得ません。

  簡易検査キッドは島津製作所が
  今月20日にも発売されると報道  1時間で検査結果が出るとか・・・


新型コロナウイルスに打ち勝ち、終息は・・・

2020年04月08日 13時22分42秒 | 独り言・社会・ニュース

またまた コロナの話です。

なかなか終息のメドがたちません。
世界中がコロナに翻弄されているのか、人間の知恵がウイルスに及ばないのでしょうか・・・

コロナウイルスとの戦いであり、人類が滅亡するかどうかの大戦なのです。
こう考えるのは大げさなのでしょうか・・・

とうとう、緊急事態宣言がされました。
東京首都圏や大阪、兵庫、福岡だけではなく、日本中に感染者が拡大しており、その地方地方の対策、方針に基づいて自粛を心掛けなくてはなりません。


       


この感染者拡大で医療崩壊が危惧されていますが、崩壊はそれだけではなく、教育、保安も崩壊の危機に面していると言われています。

このように感染拡大にもかかわらず、銃弾のない戦いに、真剣に向き合えないところがあり、スキを見せ敗戦につながる恐れがあり、危機感を持たなくてはならいのです・・・

今まで多くの感染病に打ち勝ってきた人間は、このウイルスに打ち勝たない訳がありません。

     


それには、ウイルスの感染を広げないことが急務であり、それには3密を実施するほかありません。

    

今、自粛ということで、ステイハウスつまり家に居ることが、今絶えることであることが、ウイルスに勝てる唯一の方法なのだと・・・

自然治癒、免疫には、少なくとも2年の歳月が必要と言われていますが・・・・
ともかく、当面の戦略は、日本では医療機関がパンクしないように感染者数を出来る限り抑制することだそうです。

つまり、治療病床が不足すればすなわち死者数が増えコロナに負けてしまうのです。

このウイルスに打ち勝つには、コロナウイルスの治癒薬、そしてワクチンの開発が急務です。

治癒薬とワクチンについては後日に・・・


近所のさくら - 武庫川堤防にて -

2020年04月06日 19時28分39秒 | 独り言・社会・ニュース

去る4月4日(土)に近所のサクラを見てきました。
今年は、コロナウイルスの感染が拡大し、出かけてのサクラ見学は出来ず、散歩がてらに近所のサクラ見学をしてきました。

久しぶりに青空の下、ものの2,30分程のサクラ見学でした。

   

  

   

  

  


季節インフルと新型コロナウイルスとの違いは・・・・

2020年03月13日 20時30分56秒 | 独り言・社会・ニュース

猛威を振るっている新型コロナウィルスは、なかなか収束しません。
が中国では感染者数が減少傾向にあり、ピークを越えたと言われています。

その様な中、WHO(世界保健機関)はパンデミンク(世界的流行)と発表しました。
それも制御可能であり、各国がさらなる感染拡大を阻止する取り組みを諦めることにつながってはならない・・・と付け加えています。

多くの人がなぜ、今パンデミンクを発表したのか、遅すぎるというのが一般的な意見でした。
それも、WHOは中国に忖度し、中国が下火になったと同時にその他の国がまだ勢いが増す中、新型コロナウィルスは中国が中心でないことを印象づけることになるための発表タイミングではないかと言われています。



          中国(青い棒グラフ)の感染数が減少すると反対にその他の国が増加し始めました。


毎年、季節インフルエンザが流行しており、この新型コロナウィルスとはどのように違い、対応はどうなのでしょうか・・・

初期症状は、一般的な風邪やインフルエンザと変わりはないようです。
つまり、37.5度以上の発熱やだるさ、喉の痛みなどの症状です。
強いていうなら少しだるさが強いということや症状が長引くということぐらいだそうです。

自宅静養も一般的な風邪やインフルエンザなどと同じで十分な睡眠と栄養を取ることです。

WHOは3月3日の記者会見で新型コロナウィルスの特徴は、中国で得たデータを踏まえ、季節性インフルエンザと比べて感染力は高くないという見解を明らかにしました。
が、今の状況を見れば、果たしてそうでしょうか。

                   



どちらも飛沫感染が主な原因ですが、新型コロナウィルスはインフルエンザ程効率よく感染はしないと言われています。
また、症状の全く出ない感染者が1%ほど存在しする。

一方、季節姓インフルに比べ、新型コロナウィルスに感染すると症状が重症化する患者が多く、死亡率は感染者の3.4%に達するとし、新型コロナウィルスの致死率はより高いという。

この状況より、クラスターの発生をより押え、政府は、発生すれば隔離などの封じ込めに全力を注いでいるのが現状です。

感染の拡大を防ぐには、飛沫感染だけではなく、接触感染にも十分注意が必要です。

             

感染の拡大のスピードを抑制し、重症者の発生と死亡数を減らすことが重要で、それには個々の日頃の手洗い、うがいなど何も特別なことではなく、毎年風邪を引かないようにしているようにすれば良いのではないでしょうか?

回復者も増加しています。
  いずれ近いうちに収束することでしょう。 悲観的に考えずに必ず回復するこ
  と間違いなし・・・・


新型コロナウイルスとはどのようなものなのでしょうか・・・・

2020年02月29日 16時15分23秒 | 独り言・社会・ニュース

世間を騒がせている新型コロナウイルスは、別にウイルス自体は珍しいものではないそうです。
コロナウイルスに限らずウイルスは同じ名前(グループ)でもさまざまなタイプがあり、そのタイプによって症状の重さが異なることが良くあるそうです。

   

一般的なコロナウイルスはいわゆる風邪の原因となるウイルスの一つであり、なんら特別なものではありません。
その中にあってコロナウイルスには症状が重くなるタイプも存在しています。
2002年~2003年にかけてのSARS(サーズ=重症急性呼吸器症候群)や2012年に存在が確認されたMERS(マース=中東呼吸器症候群)を引き起こしたのもコロナウイルスです。

  2月29日10時現在

 

つまりコロナウイルスには、一般的な風邪を起こすだけのタイプと肺炎などの重い症状を引き起こすタイプが存在し、今回の新型コロナウイルスは、SARSに似ており、症状が重くなるタイプなのです。

感染の拡大にともない多数の死者が出ていることが報道されており、死亡に至った人の多くは高齢者や何らかの慢性的な疾病を抱えていた人であると言われています。

       

しかし、どのような特徴があるのかまだ分かっていないことが多くあります。
現在のところ、発熱、咳や息苦しさなどの呼吸器症状、喉の痛みなど新型コロナウイルス関連肺炎の症状であり、その他に、現地メヂアでは、下痢や吐き気、頭痛などと言った一見肺炎とは関係なさそうな症状が現れることもあるそうです

そのため、他の感染症やインフルエンザなどと共通する一般的な症状であるため、自身で見分けることは難しいと言えます。

   2月28日現在
                   2月29日 新たに高知県、宮城県、新潟県でも感染者が・・・
   

今は世界に広がっており、各国ではワクチンや治療薬、迅速診断キッドの開発が開始されています。

なお、WHOは、このウイルスによる肺炎などの症状全般を”COVIDー19”と名付けました。


今年の春1番は・・・

2020年02月22日 15時07分44秒 | 独り言・社会・ニュース

気象庁は、2020年1月の世界の平均気温偏差が発表されましたが、それに寄りますと、基準値より0.59℃高く、1891年の統計開始以降、最も高い値になりました。

              
  大阪気温 1月最高平均実績 11.98    最高年平均 9.51
       1月最低平均実績  6.02    最低年平均 2.78



その中、2020年も春1番が吹きました。
1月の気温が高かった印象があり、既に3月とか4月の気温を感じているので、今更という感じですが今年の最初の春1番は四国で吹きました。

      春1番の条件・・・


そして22日には関東地方に、日本海に発達の低気圧があり、この低気圧に向かって強い南風が吹いて、東京都心では最大瞬間風速17.7m/s の強い南よりの風が観測され、関東地方に春1番が吹きました。

昨年2019年では、2月4日立春に北陸で最速の春1番を観測、3月21日春分の日に中国地方で最遅の春1番が吹きました。
なお、昨年は、東海、近畿、九州南部には、春1番が吹きませんでした

春1番の定義は地方によって違います。
基本は、立春から春分の日までの期間で、日本海に低気圧があり、強い南寄りの風吹き気温が上がるということです。

強い南寄りの風とは、関東、近畿、東海では8m/s、四国、中国、北陸各地方では10m/s、九州南部は8m/s、九州北部は7m/s 

風速8m/sとは・・・
10分間を平均した風の速さで、秒速8m/s前後の風が10分間以上続けていて、平均したら毎秒8mの風です。 時速にすると28.8Km以上です。

                   


昨年、吹かなかった春1番は、近畿地方では何時になるのでしょうか・・・


蛇足??
今年の桜前線予想 
  概ね暖冬の影響で全国的に平年より早めの開花となる予想です。

 
 


都道府県名はどのようにして決めったのでしょうか・・-その2-

2020年01月29日 19時41分40秒 | 独り言・社会・ニュース

都道府県名は、明治維新後の歴史的な変化によって変わってきました。
前回には東京都について書きましたが、今回は北海道と大阪府、京都府について述べます。

北海道という呼称が初めて使われたのは、1869年(明治2年)で、それまでは蝦夷地と呼ばれていました。
ただし、この時の「北海道」は単なる地方の名前で、それとは別に「開拓使」という役所と11の国がつくられました。

  
   江戸時代末期の北海道(蝦夷地)      明治15年(1882年)北海道を統括
                        する管理局が設置され、三県が設置

1882年に北海道開拓使を廃止し、函館県、札幌県、根室県の3県を設置し、その3県を廃止し正式に北海道が用いられるのは、1886年(明治19年)に北海道庁が設置された時になります

大阪府と京都府は「県」ではなく、なぜ「府」になったのでしょうか・・・

     

  古代から、五畿七道として、京都を中心に行政区分がされ、それと江戸時代の藩体制
  が基本となって、現在の都道府県区分になったようです。


江戸時代末期に大政奉還によって、江戸幕府が政権を朝廷に返上した後、明治政府は、幕府直轄地のうち、奉行が支配していた土地を「府」、代官が支配していた土地などを「県」と呼ぶようになりました。

「府」とは、人や物を集まる場所、物事の中心という意味があり、古くから国にとって重要な役割のある機関には「府」という漢字があてられており、明治政府にとって重要な地域・奉行が支配していた地域を「府」、それ以外を「県」にしたのです。

最初は京都府と函館府だけでしたが、次々に府がおかれ、「府」になったのは10の地域があります。

・京都府、・函館府(現北海道)、・大阪府、・長崎府、・東京府、・越後府、・神奈川府、・奈良府、・甲斐府(現山梨県)、・渡会府(現三重県)

神奈川府や函館府は短期に「県」に変わり、この期間は地域の境界線や呼び方が目まぐるしく変化していたようです。

そんな中、明治2年(1869年)に「東京、京都、大阪以外は府と呼ばない」という太政官布告が発令されました。

京都は天皇が住まう場所であり、東京は行政の中心であり、大阪は経済の中心であると考え、他の地域と区別し、重要な地域と位置付けたようです。

 明治12年(1879年)の県名 
   1876年の第2次府県統合によって沖縄が加わり、当時3府36県でした。

   

明治4年(1871年)に明治政府は廃藩置県を行います。

廃藩置県とはそれまで261あった「藩」の地方統治を廃止し、府県を置くことで中央集権体制にしたもので、このころはまだ「東京府」、北海道は「函館県」「根室県」「札幌県」という3つの県に分かれていたので、日本は当時、「府」と「県」だけでした。

 

その後。昭和18年(1943年)に「東京府」と「東京市」が合併して「東京都」が誕生し、昭和22年(1947年)に「北海道」が誕生し、現在の47都道府県となり、「府」は大阪府と京都府の2つになったのです。

大阪府が大阪市を廃止し、大阪都とすべき都構想の可否を求めて11月にも住民投票が行われる予定です。
二重行政の解消を図り、東京都の「都区制度」に変更するというものです。
この結果で今までの1都2府43県が変わるかもしれません

        大阪 都構想予定図 
                           4つの特別区を設置・・


都道府県はどのようにして決まったのでしょうか・・・ー その1-

2020年01月26日 19時44分21秒 | 独り言・社会・ニュース

日本には47の都道府県があり、1都、1道、2府、43県がありますが、なぜ、このような区分がされたのでしょうか・・・

地方自治法(1947年施行)で47都道府県はいずれも「普通公共団体」と規定されており、基本的には同じ役割、同じ機能を持つ同格の存在ですが、呼び名の違いは歴史的な背景が影響しています。

 

1868年、明治政府は、江戸幕府から引き継いだ直轄領の内。江戸(東京)大阪、京都、函館(北海道南部)、越後(新潟)神奈川、長崎、甲斐(山梨)度会(三重)奈良を「府」と定めました。

        

「府」とは行政、軍事の中心の意味があり、政府にとっての重要度を示したものと考えられます。

翌年(1869年)までに、東京(政治の中心)大阪(商都)京都(御所がある)のみを「府」として残し、他の7府は「県」に改称し1871年の廃藩置県で全ての「藩」が政府直轄となり300余りの「県」が誕生しました。

その後統廃合が繰り返され、現在の47都道府県に近い区分けが出来たのは1888年頃だとそうです。

   東京都区分地図

では、東京都が特殊なのは、23区が「特別区」として設置され(1947年)、この特別区は実質的に「市」と同じ扱いで区長は区民が直接選挙で選び、福祉や教育などそれぞれ独自の施策が打ち出すことができます。

「北海道」や「大阪府」「京都府」については次回に掲載します。