一昨日に、日本三大河川について述べましたが、その続きです。
日本人は、この「三」に拘るようです。 「三」でくくる歴史と文化を持ち続けているようで、古くは「三種の神器」「日本三景」「三冠王」、最近は「3K職場」「3高主義」とか色々と「三」が好きなようです。
「日本三大清流」というのもあります。
高知県の四万十川、静岡県の柿田川、岐阜県の長良川がそうです。
四万十川 柿田川
また、「日本三大急流」と言うのもあります。
山形県の最上川、静岡県の富士川、熊本県の球磨川だそうですが、真偽の程は、確信が持てません。
球磨川 最上川
と言うのも、川に限らず、上記以外でも、地元の人は、自分のところのものが一番と思っている節があります。
例えば、「日本三大清流」には、群馬県の桐生川が入っている資料もあります。
「日本三大急流」には、岐阜県の木曽川、富山県の常願寺川の資料もあり、これでは、三大どころか「四大」も「五大」にもなります。
桐生川 常願寺川を渡る富山地鉄
清流も急流も、時代とともに、ダムが出来たり、汚染が進んでその面影がなくなるのは、寂しい限りです。