今日は、朝から曇っていますが、今にも雨が降りそうです。
梅雨明けは、来週までかかるようです。
トマトが美味しい季節です。
でも、最近は年中売っていますが、やはりトマトは夏でしょう。
トマトはナス科の植物ですが、種類は世界に8000種類以上と言われています。
原産地は、南米アンデスで、最初に栽培したのは1300年程前のインカの民で、スペイン人によってヨーロッパに持ち込まれ、当時は観賞用として栽培され、18世紀に食用となったようです。
トマトの”甘み”があるのは、、アンデスには岩塩が多く含んでおり、降雨も少ないのが、この”甘み”の秘密なのです。
野菜が根から水を吸収する仕組みは、浸透圧の働きで、この浸透圧とは水は濃度の高い方に移動するという性質だそうです。
つまり、塩分を多く含んだ地下水は高濃度のため野菜は地下水を吸収しづらくなり、トマトやミカン等は、自らの生存のため、体内濃度を上げて水を吸収しようとし、かくして美味しいトマトが出来ると考えられています。
最近は、温室栽培が盛んですが、トマトもミカンもこの原理を利用していますが、これを「原産地再生農法」というらしいです。
ちなみに、トマトを英語でも「tomato」と言います。