先週の6日は、青森から弘前を経て五能線に乗ってきました。
しかし、青森を出る頃から雨が降り出し、弘前を出るころは、本降りとなってきました。
5日の天気予報では、台風が熱帯性低気圧となって、津軽方面を始め北海道・東北全域に亘り、風雨とも強まると言っていました。
函館が異国情緒の街で明治時代を代表する建物や風景が目を楽しませるとすれば、この津軽半島の町は、明治以前の面影を残し、江戸時代を彷彿させる風景や人情があるようです。
五能線は、普通、青森の川部から秋田の東能代間147.2Kmを普通列車が深浦で乗り継ぎ約6時間40分かけて1日2往復、走っています。
が、冬季を除いては、全席指定の快速”リゾートしらかみ”が3編成列車、走っています。 この快速は、青森から秋田まで約4時間かかって走っています。
その”リゾートしらかみ”「ブナ」に青森13:50に出発しました。
この快速は、観光列車ですが、地元の人も乗っています。
その人達の話し合っているのを聞くと、全く分かりません。 外国に来たようです。
青森駅の「ブナ」 曇りガラスを手で拭いて写しました
外は嵐に近い風雨が吹き荒れ、暖房が効いているので、窓ガラスは曇って外を見ることも出来ない状態です。
本来なら、穏やかな蒼い日本海と白神山地・岩木山といった景観の素晴らしい光景が見え、線路脇には、波うち際ギリギリに走る五能線を堪能するはずだったのですが・・・・・
日ごろの行いが悪かったのでしょうか?
五能線の魅力が、半減しました。
その日は、途中の深浦に16:24分に降り、ここの温泉に一泊しました。
翌日は、深浦10:54分発の「青池」に乗って秋田まで行きました。
深浦駅ですれ違う”ブナ”と”青池” イカの天日干し(函館で写しました))
尚、この”リゾートしらかみ”は、「ブナ」「青池」「まげら」の3編成あり、その時期によって時刻が異なり、日によっては1本乃至2本が運休する場合があります。
函館の透けるような青空の下に津軽海峡を望んできましたが、この青森・秋田は、全く異なる天候で、函館の冷房、五能線や深浦のホテルの暖房と季節を一度に味わう事が出来たのは、幸運だったと思いたいですねぇ。