10月の始めに函館・青森方面を旅行しましたが、青森には、数字の付く地名が多くありました。
なぜなのでしょうか?
京都や札幌は、区画どおりに一条、二条、三条と地名が付けられているので、当然数字地名が多くなっています。
こういう都市を別にすると、一般的に数字地名は西日本より東日本に多く、特に東北地方に集中しています。
とりわけ数字地名が多いのが青森県ではないでしょうか?
五所川原、三沢、十和田湖、二戸、三戸、五戸、六戸、七戸、八戸、六か所、十二湖、十三湖、七里長浜、八森、八甲田山、百石、三厩、二股、二ツ森、三つ岳、と兎に角多いように思われます。
なぜなのか、残念ながらその理由は、はっきりしません。
ちなみに、東北以外で数字地名の多いのは千葉県です。
ここは、理由ははっきりしています。
明治時代の政策のなごりで、当時、政府は、この地で大々的に開墾事業を進めたのですが、その時の入植の順番を指すものだそうです。