1日目、明月院と東慶寺の次は、同じく北鎌倉駅の近辺にある円覚寺を訪れました。
鎌倉には、鎌倉五山というのがあるそうです。
南宋時代の中国に起源を持ち、臨済宗とともに日本に伝わったのが五山制度というもので、鎌倉でも鎌倉五山に定められた寺院を中心に禅文化が花開きました。
五山制度とは、禅宗の保護と統制を目的に。格式の高い五つの寺を定めたものだそうです。
鎌倉五山とは、建長寺、円覚寺、寿福寺、淨智寺、淨妙寺の五つの寺で、これからお参りするのが、その五山のうち第2位という格式のある円覚寺です。
ちなみに、明日(16日)は、第1位の建長寺に行きます。
円覚寺を建立したのは、鎌倉幕府第8代執権の北条時宗で、この時代2度、蒙古が来襲し、その戦没者の霊を慰め、禅宗を広めることを目的として弘安5年(1282年)に建てられました。
創建当時は、42の塔頭がある巨大寺院だったが、火災や戦でその多くを失い、現在あるのは、江戸時代に再建されたものです。
ここにはアジサイも多くありますが、それよりも紅葉が素晴らしいようです。
総門を入り、山門、仏殿、方丈などの周りには、多くの庵が周りを取り囲んでおり、静寂さと相まって、格式が高かったということは、容易に推測出来る雰囲気でした。
アジサイも色々あります。 鎌倉で見つけたアジサイをスライドショーでご覧下さい。
アジサイin鎌倉