今日は、「七五三」詣りの日です。
が、最近は、この日にお参りするのは少なくなってきて、写真撮影などを二,三か月も前にスタジオで撮影して済ませるようになってきている人も多いようです。
数え年で、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に、成長を祝って神社に参詣する行事です。
この日、11月15日になったのは、江戸時代、徳川綱吉の子徳松の祝いがこの日に行われたからと言われています。
一般的に盛んになったのは、明治になってからだそうです。
もっと古くからあったような気がしたのですが・・・・
「千歳あめ」は、長寿の願いを込めています。
この3,5,7という数字は、中国では奇数(陽の数)とした中国の思想に基づいています。 7,5,3と逆さまに呼ぶのは、色々な説があるのですが、祝膳の1の膳には7菜、2の膳には、5菜が、3の膳には、3菜が付いたことからと言われているのが、一般的だそうです。
この日に因んで、色々な記念日が制定されています。
きものの日・・・・和服を着る機会が増えるということから。
昆布の日・・・・子供達に、昆布を食べて丈夫に育ってほしいということから。
他に「かまぼこの日」がありますが、平安時代の古文書に1115年の祝宴の膳にかまぼこが出されている記述があり、1115年に因んで、11月15日としたと言うことです。
紅葉の季節になりました。 昨年は、もみじを訪ねて京都、高台寺・永観堂や有馬、そして、上の絵は、「郡上八幡の紅葉」です。 F6号
この日が、日本の政治に大きな変革が起こった日としても忘れてならない日となっています。
つまり、1955年(昭和30年)11月15日に保守合同が生まれた日です。
自由党と日本民主党が合併して自由民主党が産まれました。
その年の前月には、右派社会党と左派社会党も合併して日本社会党が誕生しており、「55年体制」が出来ました。
これで、アメリカやイギリスと同様に二大政党の時代に入るかと思われたのですが・・・
今年になってやっと、二大政党の政権交代が出来たのですが、これも何時まで根付くのか、政治的に三流と言われている日本として、これからが正念場となることでしょう。