二日目の宿泊は、宮崎県の宮崎観光ホテルです。
が、ここで、今まで多くの旅館・ホテルに泊まったのですが、このような事態と対応に会ったことがありませんでした。
あなたなら、どうされたでしょうか?
それは、最近の世相、特に若いものの考えを反映しているのではないかと思われるような出来事でした。
12時頃から夜中の2時まで、複数の人が大声で騒ぎ、甲高い笑い声がして寝られず、辛抱しきれずにフロントにやめるように伝えました。
でも、30分経っても騒ぎは収まるようすがなく、再びフロントに電話すると、その係の人曰く「あなたの部屋の真下ですから・・・・なんなら部屋を変わりますか」
騒ぎを認めているような口ぶりで、この夜中になんで部屋を変わらなくてはならないのか? そして「文句を言ってくるのは、あなただけですが・・・・」とまで言われれば頭にきました。 ともかくやめさせたのですが、僕の気持が収まらず、朝まで寝られませんでした。
あくる朝、フロントにキーを渡しに行っても何も言わず、僕はとうとう爆発しました。
「責任者を出せ・・・」と。
夜中の2時まで、ホテルの部屋で騒いだ人(他の旅行の団体客か?)の常識を疑いますが、それを辞めさせず、迷惑している客を悪者扱いにしたホテルももっと常識はずれで、社員教育が出来ていません。
どうやら、他からも苦情はあったようです。
旅行で、開放的になって、騒ぐのは良いのですが、場所と時間をわきまえて欲しいものです。
第三日目
嫌な気分で、ホテルを後にしましたが、いつまでも文句を言っても仕方がないと、切り替えることとし、旅行を楽しむこととしました。
日南海岸 鬼の洗濯板 堀切峠
車窓からかの有名な宮崎県庁を眺め、大淀川を後にして、堀切峠を目指しました。
ここから、日南海岸が一望でき、太平洋が眺められます。
堀切峠は、ここだけではなく、山形県や広島県など全国数か所あるそうです。
この南国情緒の広大な景色を見ていると、昨晩からの嫌な思いもすっかり忘れてしまいました。
堀切峠 車窓から高千穂峰
この先を行けば鵜戸神社なのですが、一旦宮崎まで戻り、宮崎自動車道からえびの高原を経て、鹿児島にむかいました。
えびの高原から見る霧島連山も雄大で高千穂峰(1574m)と韓国岳(1700m)が印象的でした。