先日、久しぶりに京都に行ってきました。
友達と昼食を食べ、そのあとに高台寺を散策してきました。
高台寺は、5,6年ぶりでしたが、平日にも関わらず多くの人出でした。
観光客の半分以上は外国人と思われ、レンタル着物を着てスマホを見ながら4,5人で固まって大きな声ではしゃいでいる様子は、以前にはなかった風景でした。
もう一つ、以前訪れた時にはなかったのが、高台寺境内のそれぞれの建物に案内する人がいて、簡単にその建物などの説明していました。
高台寺は、豊臣秀吉の正室である北政所が秀吉の冥福を祈るために建立した寺院で秀吉と北政所を祀る霊廟としての性格を持った寺院です。
寺号は北政所の落飾(仏門に入る)後の院号である高台院にちなんでつけられました。
この時期にこれだけの人出なら、もっと紅葉が映える時期になると、もっと多くの人出となり、もみじ狩りどころではないのでは・・・・
また、この時期に合わせて、高台寺や圓徳院は、10月23日から12月13日まで”秋の夜間特別拝観”があり、あちこちにポスターが目立ちます。
なお、圓徳院は、北政所が「高台院」の号を勅賜されたのを機縁に、高台寺の建立を発願し、伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住みました。
77歳で没するまでの19年間をこの地で余生を送りました。