4度目のジェームズ・ボンドを演じるダニエル・グレイグのスパイアクション映画の「007シリーズ」もこれで24作目だそうです。
なにしろショーン・コネリーのジェームス・ボンドしか知らないので久しぶりの007でした。
かっての冷戦の時代とは違い、どんなジェームス・ボンドなのか興味がありました。
というのも、ジェームス・ボンドの知られざる過去が描かれているということでしたので・・・。
話は、少年時代を過ごした”スカイフォール”で焼け残った写真から話が始まります。
写真の謎を解くため、単身メキシコ、ローマを訪れ、悪の組織スペクターの存在を知ります。
しかし、ロンドンでは、国家安全保障局の新しいトップが、ボンドの行動を邪魔してゆきます。
スペクターを知る旧敵の娘マドレーヌ(レア・セドウ)を追跡、最後にはその娘と行動をともにし、スペクターの核心部分に迫り、死闘を、アルプスやモロッコで繰り広げてゆきます。
冒頭のメキシコシティーでの「死者の日」、古都ローマ、雪のオーストリア、砂漠のモロッコと世界の風景を見るだけでも旅情を誘うには十分な風景を満喫させてくれました。
さすが、007、息もつかせぬアクション、これでもかこれでもかと不死身な姿がこの映画の醍醐味なのでしょう。
そのアクションの場所が世界的な名所旧跡であることが、なおさらです。