旧三井家下鴨別館は、下鴨神社の南に位置し、三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)第10代の三井八郎右衛門高棟によって建築されました。
三井家の祖霊社である顕名霊社が明治42年に遷座され、その参拝の際の休憩所とするため、大正14年(1925年)に建築されたのが現在の旧邸です。
昭和24年(1949年)に国に譲渡され、昭和26年以降、京都家庭裁判所の所長宿舎として平成19年まで使用されていました。
庭から 見る位置が違えば、4階建てにも3階建てにも見える。
大規模別邸の屋敷構えが良好の保存され、高い歴史価値があるということから平成23年に重要文化財に指定されました。