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阪神百貨店&新阪急ビル建て替え、「梅田1丁目1番地計画ビル」 その1

2014年11月13日 19時08分27秒 | 変貌する街、過去・現在・未来

今年3月に阪神百貨店の入っている大阪神ビルと新阪急ビルの建て替え工事の工事施工計画が決定され、その内容について発表されました。

阪神百貨店の一部売り場や屋上遊園地も新阪急ビルのブックファストもそして地下の食堂やアリバイ横町も既に閉鎖され、建て替えによる退去がされています。

  
   現在の新阪急ビル(左)と大阪神ビル(右)            完成イメージ図  


ここでは、その内容とその進捗状況について調べていきます。

阪神電気鉄道株式会社と阪急電鉄株式会社の発表は、昨年2013年の3月にも建て替え計画について発表されていましたが、今年3月にも、工事施行計画決定として発表されました。

この計画は、「梅田1丁目1番地計画」と呼ばれ、計画中のビル名(仮称)は、「梅田1丁目1番地計画ビル」と呼ばれるようです。

昨年の計画発表では、大阪神ビルと新阪急ビルとも、築50年以上経過し、老朽化が進んでいるため、耐震、防災性能の向上など安全面による安心な区間の提供と、一番の狙いは、この不動産賃貸事業の更なる発展、すなわち不動産価値を上げ、梅田地区の更なる魅力を向上させることにあるようです。

当初の計画では、2023年の竣工を目指していましたが、2022年と1年前倒しになる予定に変更されています。

 

   

 

建て替え計画は、阪神百貨店が入る大阪神ビルと道路を挟んで南側にある新阪急ビルの土地を一体的に再開発するもので、百貨店の営業を続けるために工事を2段階に分けられています。

5つのゾーンに分かれ、
百貨店ゾーンの規模は、現在とほぼ同じ程度で(延床面積:約100,000㎡。 フロアーは、11層(地下2階から地上9階まで)

オフイスゾーンは、高層部分約190m (地上11階~38階)

カンファレンスゾーン
道路上空を建設利用することで生まれる空間を活用し、地上11階に約4000㎡をビジネス情報の発信場として、国際的に活躍する人材育成と交流の場とするとあります。
また、災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用します。

スカイロビー
オフイスゾーンの11階をギャラリー等の情報発信の場として活用。

屋上広場
低層部分の屋上に、環境改善に関する屋上緑化等を行う。

次回には工事スケジュールなどを掲載します。 



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