高山寺の駐車場からマイクロバスで、昼食の会場である”もみじや”へ向かいました。
ここから昼食時間を含めて、2時間で、高雄・栂尾散策として、”神護寺”と”西明寺”のどちらか又は2寺を訪れる各自の自由散策となります。
神護寺には、25分以上の階段を登らなくてはならないようで、西明寺は比較的平らな道を20分程かかるということです。
往復時間とそこでの鑑賞時間を含めるとどうしても2つの寺を回るのは難しいと判断し、神護寺のみを重点的に参詣することにしました。
時間的制限があるのがバス旅行の欠点でもあるのですが、そこはある程度割り切っていかなくてはなりません。
なにしろ、集合時間というものがあり、他の方に迷惑をかけないと言うのが、このバス旅行の原則です。
なお、西明寺は、先に訪れた高山寺、これから訪れる高雄山神護寺、そして今回パスした槇尾山西明寺の3寺を三尾の名刹と言われています。
さて、これから訪れる神護寺は、昼食したもみじやの下に流れる清滝川に架かる高雄橋(通称 赤橋)を渡り、急な登りの階段を登らなくてはなりません。
満腹のお腹を抱え、休息しながら階段を登ったため、かなり時間がかかったように思います。
でも、そのしんどい目をした甲斐があって、山門をくぐると紅葉が目に飛び込んできました。
神護寺
この神護寺は、平安遷都の提唱者の和気清麻呂が天長元年(824年)に国家安泰を祈願して河内に建立した神願寺と山城に私寺として建てた高雄山寺を合併して、この高雄山神護寺としたと伝えられています。
特に弘法大師は14年も住持され、この神護寺は、後の東寺や高野山金剛峯寺と並ぶ霊刹であり、弘法大師を初代としています。
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