上記 表題カバー写真は、ブルーリボン賞を受賞した阪神電車の5700系
「鉄道友の会」は、先月ブルーリボン賞とローレル賞を発表したことを述べました。
そのうち、ブルーリボン賞を受賞した阪神電気鉄道の5700系電車については、すでに述べましたので、今回は、ローレル賞を受賞したJR東日本のHB-E210系と四日市あすなろ鉄道の新260系について述べてみます。
ローレル賞は、性能やデザイン、製造企画、運用など卓越した車両を選定されています。
ローレル賞の JR東日本のHB=E210系
まず、JR東日本のHB-E210系は、2015年5月に運転を開始した仙石東北ライン専用の車両として開発されたハイブリッド気動車。
これは、地方都市近郊の鉄道輸送に大きく貢献する優れた車両ということで受賞しました。
具体的には、ディーゼルハイブリッドシステム、3扉車の2両編成、ステンレス車体などで環境性能向上、メンテナンスコスト低減など具現化した。
ローレル賞の四日市あすなろ鉄道の新260系
四日市あすなろ鉄道の新260系は、3両編成のうち両端の2両をリニュアルし、中間車のみ新造した電車で、この路線は、ナローゲージ(特殊狭軌、軌間762mmと狭い)のため車体を大きく出来ず、厳しい条件のため制約が厳しいなか、初めての冷房装置を搭載したことなどが選考の理由だそうです。
なお、四日市あすなろ鉄道とは、近鉄の内部線・八王子線でしたが、2012年に廃止した上でバス高速輸送システム化する方針でしたが、四日市市側が鉄道の存続を要望したことから公有民営方式、第3セクター鉄道として2015年4月1日から運営を開始しました。
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