昨日、今話題の映画”ダ・ヴィンチ・コード”を見てきました。
キリスト教、特にカトリックの人々から、この物語はキリストを冒涜していると反発を招いています。 しかし、この物語自体は、ミステリー小説で、キリスト教の信者には申し訳ありませんが、門外漢からすれば、非常に興味深く、面白く出来ていると思いました。
一昨年、ヨーロッパ行ったときに、ルーブルにも行って来ました。
物語は、パリのルーブル美術館での館長の殺人事件から始まります。
そこに、殺された館長とアポイントを取っていた国像学者のロバート・ラングドンと館長の孫娘のソフィーとの出会い、その後容疑者として疑われ、逃げていく中で、キリストの色々な謎が渦巻き、それを解決してゆく二人を追って、イギリスに渡り、またフランスに戻ってきます。
2000年前のキリストの秘密とは・・・・
当時の秘密結社「シオン修道会」そして「キリストの聖杯」にまつわるその謎とは・・・・
レオナレド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に描かれたキリストの謎とは・・・・
キリストの右隣にいるのはヨハネではなく、マグダラのマリアで、このマリアはキリストと結婚した女性であるという・・・・・・キリストを産んだマリアではなく・・・・・
そして、そのキリストの末裔が、ルーブル美術館の館長であり、最後のキリストの子孫がソフィーであると言うこと・・・・
このキリストが結婚して、子孫がいるなどと言うことは、キリスト教信者の保守的な人々にとってはタブーなことであり、猛反発していますが、反対にこれがこの「映画」の話題性をより高めています。
「映画」より1年前から本は刊行されていたのですが、映画によってより読者が増えて皮肉な結果となっています。
ちなみに、”コード”の意味ですが、電気のコードではなく、スペルは、codeで、符号・記号の意で、同時にその記号や符号の体系のことで、コンピューターなどで使うコードナンバーなどと使います。・・・・・ 蛇足でした。