今日、9月1日は、立春から数えて210日目にあたり、台風の多い日だそうです。
そして、1923年(大正12年)に関東大震災のあった日でもあり、防災意識を高めるために1960年に防災の日と定めれられています。
今、大阪最後の1等地といわれる大阪駅の北地区が再開発に動いています。
一番広大な「梅田北ヤード」と言われる土地は、梅田貨物の集積場の跡地で長い間ほとんど手つかずでしたが、大阪市と都市開発再生機構は、2004年に「大阪駅北地区まちづくり基本計画」を発表しました。
この「梅田貨物跡地」は、8つのゾーンに分割され大阪駅のすぐ北側から
①駅前広場ゾーン
②ふれあいのゾーン(商業施設やオフィッス)
③ナレッシ・キャピタルゾーン(研究・開発・学術機能など)
④よそおいのゾーン(ハイグレードなホテルやマンションなど)
⑤やすらぎのゾーン(都市型住宅・医療関連施設など)
⑥ゆとりのゾーン(オフィス・ホテル・住宅など)
⑦ナレッツ・キャピタル2ゾーン(大学・大学院など)
⑧ひろがりのゾーン(文化・エンターテイメント・メヂアなど)
になっていますが、上記の①~④までを先行開発地域として、歩行者優先の快適なストリートとして車の交通を極力避けたものになるようです。
しかし、この完成期日は未定ですが、一応2011年に街開きが出来るように進められているそうです。
それとは別に、大阪駅もリニュアルします。
南側には「アクテイ大阪」を増築し、北側には「大阪新北ビル(28階建て)」を建設し、その南北にはドームを設け、今の大阪駅ホームを全部覆います。
ドームは空の見える明るく開放的なもので、ホームを跨ぐ高架式の橋上駅舎や橋の屋上には巾10mの広い通路が設けられ、この屋上通路から下を行き交う列車が眺められるというものです。
これの完成予定は2011年の冬で、この新北ビルには三越やシネコンが出店します。
大阪駅、屋上通路 大阪駅新北ビル
又同時に、梅田阪急ビルの建替え工事も行われています。
新ビルは41階建ての高層ビルで14階から41階まではオフイスが入り、地下2階から13階までは、阪急百貨店梅田店が入ります。
これによって、地下1階部分と地下通路との段差がなくなり、阪急梅田駅から地下鉄や阪神電車に乗換えがスムーズになります。
ここの完成予定は、2011年の春となっており、2011年には、大阪駅周辺は、様変わりします。
今も阪急百貨店や大阪駅構内は、どこも工事中で、行き止まりが多くあり、今は不便ですが、これらが完成するのが心待ちされます。
それ以外にも西梅田プロジェクトとしてサンケイビルが高層タワー(34階)に変わり、茶屋町再開発では、大阪東急ホテルも24階の高層ビルに2009年に完成予定です。