徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

とら、泥沼の7連敗

2007年05月05日 20時24分19秒 | 野球・タイガース

次の数字は何を表しているのでしょうか?
       1   2   3   4   5   6   7   8   9 
      20       16     16     12      13      23      12     13       5
     B       13         3      4       2        7      10       4       1      0

阪神フアンの方なら、想像が付くと思います。
そうです。 
Aは、今年の各イニングの失点数。
Bは、7連敗中の各イニングの失点数。

1回と6回が他のイニングより飛びぬけて多いのが分かると思います。
つまり、先発投手が早々と崩れ、中継ぎが押さえ切れないという状態が、今季の投手のパターンとなっています。

そして、先発投手陣の防御率の平均は、なんと9.46。
これでは勝てません。

打撃陣も3、4、5番のクリーンアップの7連敗中の打率も1割代を割っています。
打てない、守れないでは、勝負になりません。

昨年も4月16日~22日まで5連敗、また8月22日~26日まで5連敗しています。
その脱出方法は、打線の爆発か投手陣の完封などが考えられますが、昨年の4月の時は、今岡の4号ホームラン等で巨人に快勝し、8月の時点では、あの有名な藤川の涙のインタビューがありました。

今日は、赤星の負傷もあって、打線の組み替えには良い機会でしたが、その打線が機能しませんでした。
 1 今岡  2 鳥谷 3 シーツ 4 金本  5 林  6 狩野  7  藤本
 8 ボーグルソン  9 赤松  
これにも色々賛否両論があるでしょうが、余り動かない岡田監督としては余程の勇気がいった入れ替えなのでしょう。
でも、今岡、シーツは音なしで、重症です。
一度、先発を外すという荒治療も必要かも・・・・

明日は雨の予報ですので、中止の公算が高く、8日からの巨人戦に、打線の爆発か、投手の完封かがあるものと信じていきましょう。


虎の投手陣、ご乱心!!!

2007年05月04日 19時34分52秒 | 野球・タイガース

ダメ虎が復活しました。

昔々、「ベンチがアホやから・・・・」と言った人がいましたが、今日も同じパターンで同じように負けました。
それも広島のフエルナンデスのナックルボールで、前回と同じように、何の工夫もなく押えられました。

以下、今日は愚痴ばかり述べなくてはなりません。
回転しないゆるい球はどこにいくのか分からないようですが、ヤクルトは攻略しています。 虎は、前回と同じように打てません。
この違いは何なんでしょうか?

ながーい連休は何時まで続くのでしょうか?
これで6連敗。 借金は4となりました。
債務超過で、なにも昨年の分まで貯金を下ろさなくても・・・・・
負け方が悪いとは、結果論なのでしょうか?
今のままでは、優勝どころかAクラスもおぼつかない状態です。
去年には、鴨にしていた横浜、広島にこの体たらくは、学習能力が疑われてもしかたがありません。
余りのも投手陣の不甲斐なさを痛感した試合でした。

 
  今日、唯一甲子園が湧いた狩野の3号2ラン

この難局になぜ先発が福原だったんでしょうか?
心機一転にしては、今年まだ先発のない、そして中継ぎでも不安定な福原だったのでしょうか?
ボーグルソンとばかり思っていましたが・・・・
中継ぎ陣も打たれ過ぎです。

工夫がないと言えば、昨日も今日も今岡は、状況判断が出来ていません。
一昨年と同じように自分が決めてやるということなのでしょうが、打てないなら四球を選ぶことも出来たはずです。 明らかにボール球と思われる球を強振して、相手投手を助けていては、ムードが悪くなるばかりです。
金本は、打てないなりに、四球を選んだりして粘っています。

それにしても、林は好調なようですし、狩野のホームランも素晴らしいものでした。
ラッキーボーイを使わない手はないと思うのですが・・・・

赤星の怪我も心配です。 緊急事態です。

今日も愚痴ばかりになりました。
早く、この愚痴から開放して欲しいものです。


とら、大型連休に突入!!!

2007年05月03日 19時41分52秒 | 野球・タイガース

とうとう、今日も負けて5連敗。
阪神フアンもええ加減に、頭にきています。
8回には同点に追いつきますが、ウイリアムスが打たれ、後はクルーンに押えられ、5位転落。
横浜が3年振りに首位になりました。
戦前の予想を大幅に狂わす横浜の快進撃です。

初回には、赤星のヒットと盗塁、金本のラッキーなポテンヒットで先制します。
が、先発のジャンがピリッとしません。
5回途中までに11安打を打たれ、毎回失点の6点入れられ、敗色が濃厚な試合展開となりました。

      
   毎回失点のジャン、幸運?にも敗戦投手にはなりませんでした
しかし、ここに至るまでには、虎にも多くのチャンスがありました。
2回のノーアウト満塁
でジャン、鳥谷、赤星と連続3三振。
4回にも1アウト1,2塁でジャンに打たせて三振。
初めから球が走っていないジャンになぜ代打を出さなかったのか?
回が浅いからといって、今の虎にはそんな余裕もチャンスをモノに出来る力がありません。
だったら、もっと早めにジャンをあきらめて積極的に点を取りにいく姿勢を見せて欲しかったのですが・・・・
横浜の先発の吉見もアップアップしているのに・・・・

今日の敗戦は、ベンチの采配ミスで、みすみす勝てる試合を落としてしまいました。
もう一つ敗因を言うなら、今岡の覇気のないバッテイングです。
チャンスにことごとく早や打ちし、相手投手を助けていました。
確かに、今季1号のホームランを打っていますが、これも風に助けられたもので、おまけにソロ、チャンスに打てない5番打者として何の工夫もありません。
もっと状況判断をして欲しいものです。

と言う訳で、明日からの甲子園には、心機一転して、もっと覇気のある、活発な試合展開と行きたいものです。


なぜ、江戸時代が長く続いたのかー2-

2007年05月01日 19時56分59秒 | 江戸時代とは・・・・・

今日から5月。 五月晴れとはいかず、肌寒い雨の一日でした。
つきが変わって、虎の疫病神も離れると思ったのですが・・・・
良い休養、気分転換になって明日からの連勝に期待しましょう。

さて、先日、今の日本人気質、文化は、江戸時代に完成されたと思うということを述べました。
とかく、江戸時代は暗黒の時代と思い勝ちですが、よく考えるとそうでもないのです。

260年もの長い間、徳川政権が続いたのは、一つは「政治の基本的な方向が正しかった」のです。
もう一つは、弾圧や強制により、政権を長期間に亘って維持することが出来ないという経験的な事実です。

一つ目については後日に述べるとして、二つ目の弾圧や強制が少なかったということを考えてみます。
徳川政権の末期には、安政の大獄という弾圧があり、また元禄時期には「生類憐れみの令」という馬鹿げたものもありましたが、 総じて厳しい弾圧はなかったといえると思います。

   

当時としては識字率が世界を類を見ないほど高く、世界でも指折りの人口を持つ江戸で、一方的な強制によって265年間も服従させ続けることが出来るはずがないのです。
これには、がんじがらめする程の官僚を持たなかったからと推測されます。

つまり、江戸時代中期の江戸の人口は55万人に達していましたが、その庶民を支配する町奉行の下に290人の役人しかいなかったのです。
しかも、警察業務についている役人はその内の24人だけでした。
さらに市中をパトロールする定町廻り同心は、さらにその半分のわずか12人しか居なかったのです。

そして、徳川直参武士の警察機構があったのは、江戸市中のみで、地方にはその組織すらなかったのです。
江戸に並ぶ大坂の人口は40万人でその定廻り同心は、たった4人だったそうです。
これではほとんど警察がない状態に等しいのです。

この比較は、東ドイツは、人口の約25%が秘密警察だったと言われていることを考えれば、そしてあの内部崩壊が起こったことを考えれば、江戸時代の警察組織は、ないに等しい状態であったのです。
それでも、内乱(島原の乱は別にして)や反乱、動乱が起こりえなかったのは、反政府勢力がなく、そのような状態では、政治警察という発想もなかったのではないでしょうか?