富田元治のブログ

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2022年度の国民負担率は47.5%でした。

2024年09月07日 | #デタラメ政治
2022年度の国民負担率は47.5%でした。
江戸時代の「五公五民」と同じ税金です。
農民一揆が起こった江戸時代と同じ税金です。
生活が出来ないと、農民が立ち上がった農民一揆です。
今は、「農民一揆」の代わりに「餓死者」が出ています。











私たちは所得税や住民税などの他に、
健康保険、介護保険、年金など様々な税金を払っています。

この合計が国民所得に占める割合のことを国民負担率と言います。
財務省によると、2022年度の国民負担率は47.5%でした。

2021年度が過去最大で48.1%、2022年度は47.5%、
2023年度は46.8%になる見込みだそうだ。

50%に近い国民負担率です。江戸時代の「五公五民」と同じです。

サラリーマンの皆さんは、
毎月会社が発行する給与明細書をよく見てほしい。

「支給」される給与の他に、「控除」という項目があり、
そこに、所得税や住民税、健康保険料や厚生年金保険料など、
社会保険料が控除されています。


所得税、住民税についてはよく見ており、重税だなどと呟くが、
ほとんどの人は社会保険料については、
病気になったときの保険料なので仕方ないとして、あまり注意を払わない。

増税すると国民が反発し、政権党は選挙で敗北する危険性が高まるので、
なるべく所得税、住民税には手をつけずに、
社会保険料のほうを上げる方法で逃げようとするのである。


国民負担率は、初めて公表した1970年度には24.3%、
1979年度には30.2%、2013年度には40.1%と増加してきました。

そうなったのは、少子高齢化の進展とともに、
社会保障を充実させる必要性が高まり、社会保険料が増えたからです。

具体的には医療保険も介護保険も役割が増大しています。
今や国民医療費は40兆円を超え、介護費用は11兆円を超えています。


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国民負担率47.5%・・・・江戸時代の年貢と同じ重税です。
今、家計が苦しい原因は、貧困層には重税の「国民負担率」です。
2022年度は47.5%でした(財務省)。
1979年度から2012年度まで30年以上かけて30%台を徐々に上昇し、
2013年度に40%を超えました。
その後、直近の10年間で約7%も急激に上昇しているのです。

今の国民負担率は、江戸時代の年貢割合「五公五民」とほぼ同じです。
当時の農民は生きていけないとあちこちで一揆を起こしました。
貧困層の暮らしも、苦しくて当たり前の状況です。

国民負担率上昇の原因は、高齢化による社会保障費の高騰です。
ただ国は「増税分はすべて社会保障費に使う」という名目で、
消費税を10%に上げました。
立憲民主党の野田佳彦が言い出しっぺです。





本来なら消費税の増税分で社会保障が充実し、
社会保険料が上がることはないはずでした。
しかし実際は、
消費税の増税分のうち20%ほどしか社会保障の充実には使われていません。


残りの約80%は国の借金の穴埋めに使われています。
国は「社会保障に使った借金の返済」とし、
「社会保障の安定化のための支出だ」といいますが、
体裁を取り繕っているようにしか思えません。

結局、消費税増税だけでは社会保障費をまかなえず、
国民の負担が増えるばかりです。

年金保険料は2004年から2017年まで引き上げが続き、
介護保険料は2000年の制度開始時より約3倍です! 
雇用保険は2023年10月続き2024年4月に再引き上げがありました。

国家予算は2019年度に初めて100兆円を超え、
2023年度は約114兆4千億円と初めて110兆円を突破しました。
11年連続で過去最大を更新しています。
国家予算の歯止めがきかず、財源として国民の負担が増えるだけです。

税金や社会保険料を払えない方には、免除の制度があります。
家計が厳しいときはこの制度を多いに活用するべきです。



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