2018年7月18日:山梨市の職員不正採用事件。
労働者を守る労働法が、経済界の要求により改正され、消滅しました。
民間会社に就職するより、公務員になった方がいい時代になりました。
首長の支援者になり、首長とお友達になりましょう~!
お金を貯めて、首長とお友達になると、地方公務員になれま~す。
安倍総理とお友達になると、選挙に落ちて、無職になった
荒井広幸元参院議員のように、
内閣官房参与に任命され、就職することができます。
そして、税金から高額の給与が支給されま~す。
山梨市の不正採用事件です。(朝日新聞から抜粋)。
6割超の受験者から働きかけがあった。
山梨市職員の採用をめぐり賄賂を受け取ったとして、
山梨市の前市長の望月清賢は法廷でこう供述した。
びっくりするのは、
受験者の6割以上が権力者に不正採用を依頼するのですね。
弱肉強食、自己責任社会を象徴しています。
6割超の受験者が不正採用を依頼する世の中になりました。
山梨市長・望月清賢被告が職を汚した市職員採用の実態とは。
受託収賄などの罪に問われた望月清賢被告は「間違いありません」
と起訴内容を認めた。
起訴状によると、自宅を訪れた元中学校長から、
採用試験の補欠合格者だった校長の息子の合格を確約する見返りに、
現金80万円を受け取った。
望月被告は2014年2月に山梨市長に当選しました。
当選した2014度から市職員の不正採用を始めました。
不正採用をした受験者は、支援者の関係者でした。
望月被告は、市幹部が参加する会議で、依頼を受けた受験者が、
合格人数の枠内に入るよう点数を水増しするよう指示をしました。
合格枠が15人の時には19位だった受験者の点数を15位に引き上げ、
合格枠が34人の時には46位だった受験者の点数を34位まで水増ししました。
30人までを合格ラインとした時には、41位と44位の受験者をいずれも30位にしました。
(以上、朝日新聞から)。
点数の足らない受験者を、合格ラインまで点数を水増しするように、
望月清賢被告は、市の幹部会議で堂々と指示します。
不正に対して異議を唱える、正義感のある幹部がいないのです。
市長の働きかけに異議申し立てができないのです。
権力者にヘイコラする日本国民です。肩書きに弱い日本国民です。
正義など、とっくの昔に日本から消え去りました。(真実)。
国政も同じです。経財界からの働きかけで、労働法を改正したのです。
労働者を守る労働法を、経財界を守る労働法に改正したのです。
民間の労働者を、労働法が守ってくれない世の中になりました。
公務員になりましょう~! その為に、首長とお友達になりましょう~!
首長に渡すお金は銀行から借りましょう!
お金がないと採用されませんよ~!
不正採用は、どこの自治体でも行われています。
公にならないだけです。
昔々は、議員一人当たりの採用人数が決まっていました。
一人の議員が、数名の支援者の子息を採用できる枠があったのです。
今でも、コネの採用枠があります。
権力者が好き勝手に税金を使える国です。
東京医科大の裏口入学が公になって、不正の実態がどんどん出てきますね。
裏口入学リストまで作り、寄付金を要求していたのです。
地方自治体の採用試験も同じです。
大口支援者(富裕層)の子息の裏口採用もどんどん行われています。
権力者が採用するように要求するのです。
公にならないだけです。
世襲社会の自己責任社会です。
富裕層が権力と財力で作り上げる世襲社会です。
小泉純一郎・竹中平蔵がもくろむ階層社会の国家になりました。
全て、自己責任です。
他人を踏みつぶして生き残りましょう~!!
全て、自己責任です。
他人を踏みつぶして生き残りましょう~!!