4月27日、キミちゃんが死にました。
3才になるかならないかの、短い一生でした。
病院で、「もう出来る治療もない」と言われたので、通院はやめて、Shinoさんちで点滴をしていました。
ここ数日は、Shinoさんがキミちゃんの部屋に布団を敷いて、一緒に寝てくれました。
余命宣告を受けてから、10日でした。
余命宣告を受けて、Shinoさん、Nさん、私。ずっと思い悩み続けました。
一番つらかったのは、預かりのShinoさんだったと思います。
キミちゃん言ってるよ。「ありがとうお母さん。」キミちゃんは幸せだったって。
キミちゃんに里親さんを見つけてあげることは出来なかったけど、
そんなの関係なく、キミちゃんにとっては、Shinoさんがお母さんで、しあわせだったよ。
やせて小さくなったキミちゃんの体は、まるで子猫みたいでした。
毛もつやつやで、本当にただ、眠っているみたいでした。
子猫みたいなキミちゃんを見て、公園にいた頃のキミちゃんを思い出しました。
もう一度、あの頃の、人嫌いだったわんぱくキミちゃんに会いたいよ。
キミちゃんを応援してくれた、みなさま、ありがとうございました。
キミちゃんは、公園の猫たちの眠る自宅の庭、さんじじいたちのそばに埋めます。
でも、もう今頃、猫の天国で、さんじじいや福ちゃん、スミちゃん、政宗たち・・・、みんなと一緒にいると思います。
※追記。
生きていた時、キミちゃんはいつも1匹で、ぬいぐるみと遊んでいたそうです。
「そのぬいぐるみがボロボロで・・・、ボロボロになったぬいぐるみ見てさ、
キミちゃん、さびしかったんだと思う・・・。
猫が好きな子だったのに・・・、公園から連れて来て、1匹で・・・
保護したことはキミちゃんにとって良かったのかな・・・」
キミちゃんが死ぬとわかったときに、そう言ってNさんは泣きました。
Nさんも私も、保護したことは後悔していません。
でも、さびしい思いをさせたとは思うのです。
あの時もっとこうしていれば、ああすれば良かった、いろんなことを考えました。
その時々に、ベストは尽くしてきました。
でも、死んでしまった今も、もっとああ出来たんではないかと、思わずにはいられません。
でも、今回のマンガは、ShinoさんとNさんが、そんな風にもう自分を責めないで欲しいと思い描きました。
キミちゃんが頑張れたのは、2人がいたから、しあわせだったからだと思うから。
キミちゃんは、Shinoさんの赤いセーターに包んで、さんじじいの隣に埋めました。
最後を誰にも看取られず、ひっそりと亡くなる仔がどれだけ多いかと思うと…
十分してあげれたと思いますよ。人間のエゴじゃなく。
輸血など効果のありそうな治療をできなかったのは残念でしたが、みなさんがキミちゃんを想う気持ちは通じているでしょう。
キミちゃんのご冥福をお祈りします。
確かに、いろいろ後悔したりこれで良かったのかと悩んでしまう部分はあると思いますが…
(私も日々感じていますので)
悲しいけれど、天国で仲間と楽しく暮らしていることを願うばかりです。
PS にゃーもさんは漫画家さんなんですか?本当に上手ですね。
私のところも、今日、先輩ボランティアさんが必死で育てていた幼猫が亡くなりました。
産まれてまだ3日しか経っていないのに・・。
キミちゃん達がいる虹の橋を渡ったその先で、
その黒猫ちゃんも寂しくないようみんなの中に混ぜてあげてほしいな。
わずかな時間しかいられなかったけど、とっても可愛い子でした。
辛いことたくさんありますが、頑張らなければならないと思っています。
でもにゃーもさん含め、皆さん疲れすぎないように頑張って下さいね。
それでも、なかなか室内暮らしに慣れずに必死のの脱走を試みたり、いつも緊張し何かを警戒していたお外の子が、いつしか無防備にお腹を丸出しにしてのんびりくつろいだり、ガツガツ喰いついたりしなくなっていく様子を見てると、必要なのは「安心」なのだとわかります。
人が与えられるのは、餌だけではなく、飢えないことを含めた「安心」です。
だから…
少しの後悔は必ず付きまとうものだけど、キミちゃんは短い生涯の晩年、しあわせだったと信じます。
お疲れさま、キミちゃん、みなさん
そして、ありがとうございました。
私も猫好きですが、みなさん達のような行いができるかと言ったら「・・・」です。
いつもいつも、ほんとに頭の下がる思いでブログ読ませてもらってます。
キミちゃんはほんとに幸せだったと思いますよ。
にゃーもさんの猫まんがの通りに・・・
キミちゃんが虹の向こうで、仲間と元気にやってますように。
ご冥福をお祈りいたします。