コメント
 
 
 
Unknown (竜蔵)
2009-11-28 07:01:16
>ヨーロッパ車だけが売れて韓国製・中国製のクルマは売れないという構図

これは、韓国や中国が謙虚に品質改善を続けない限り無くならないでしょう。それと、捏造の歴史認識による日本へのたかり行為をやめること。

卑劣な行為をする国の車が、どうして「良い」と思えるでしょうか。どうせその程度の品質だと判断されますし、実際に日本車と比べればその差は歴然です。

欧米人への劣等感とか特亜への優越感みたいなステレオタイプな理由ではないと思いますよ。

韓国や中国の車が日本市場で受け入れられないのは、彼らの自業自得なのです。
 
 
 
Unknown (郷秋)
2009-11-28 09:36:02
竜蔵さん、初めまして&コメントありがとうございます。
私は記事本文の中では韓国車の性能・品質については一切触れませんでしたが、日本人の場合、日本製のものよりも高性能かつ高品質のものでなければまず購入しないでしょうね。ヒュンダイが世界第6位のメーカーになったということは、費用対効果を含めた品質が世界で受け入れられているということになるかと思いますが、まだ日本車には追いついていない。だから日本では売れない。韓国車の性能・品質が日本車に完全に追いつきあるいは追う越すことがあれば、果たしてその時私を含めた日本の消費者がどう判断するか興味深いものがあります。ファッションにしても音楽にしてもアメリカ合衆国のものがどんどん入ってきているの日本で、クルマだけはアメリカ製が売れないのは、ある時日本車の性能と品質がアメリカ車を追い越したからでしょう。もとも、日本人の嗜好・指向や日本の道路事情を考えもせずに「俺達が作ったものを使え」と云わんばかりの傲慢さに問題がありましたが。

>捏造の歴史認識による日本へのたかり行為
この問題は難しいですね。
例えば日本人が見ている世界地図は日本が真ん中にあり、アメリカとヨーロッパが東西の端に位置していますが、欧米人が見ている世界地図は中央の大西洋をはさんで欧米が向かいあい、日本は文字通り極東にある地図です。オーストラリアには南が上になった世界地図(つまりオーストラリアとニュージーランドが中央上部)があります。北が上にある地図は北半球に住む人が勝手に作った地図であるという主張ですね。
事ほどさように国や住む場所が違えば人の考え方、ものの見方は大きく変わってきます。そんな世界の中でどうすれば互いに歩み寄れるのかを考えること、それ自体が「国際化」と云えるのではないかと郷秋<Gauche>は思うのです。
 
 
 
追記 (郷秋)
2009-11-28 09:51:38
>事ほどさように国や住む場所が違えば人の考え方、ものの見方は大きく変わってきます。
と書きましたが、それ以前に、常に自分を中心にして物事を考えると云うことですね。
 
 
 
Unknown (ちかはち)
2009-11-28 23:50:53
ブランディングで云えば、ヒュンダイは例えばユニクロブランドにOEM供給すれば良いんじゃないかと思いますね、多色展開とかして。
可愛いデザインのリッターカーで80万円台とかで売り出せば結構食い付きがあると思うんですがね。

どうでしょ?

いや、私は買いませんけどね(笑)
 
 
 
欧州で日本車が売れるのと全く同じ (pfaelzerwein)
2009-11-29 07:30:31
「欧米人が見ている世界地図は中央の大西洋をはさんで欧米が向かいあい」 ― こうしたトランスアトランティックな考え方を持っているのは東海岸の合衆国の一部と英国人・アイルランド人ぐらいでしかないと思いますが、どうでしょう。

車に関してはインドや中国の安い車両が今後日本でも市場を確立してくる可能性は否定出来ません。「現代」が失敗したのは日本のメーカーとあまりに市場が似ているからだと思います。それほど安くはないが、日本車ほどよくはないから売れません ― 恐らく韓国人は、日本人に対するコンプレックスの裏返しで日本車と同じように上等なものを日本で売ろうとしたのでしょう。中国人も同じようにコンプレックスを持っていますが、韓国人ほど矮小なものではありません。インド人ならもっと安くて良いものを日本市場で売るでしょう。

米国車が日本で売れなかったのも、日本車メーカーが手本とする米国本国の生産工程などを全てコピーし尽くして ― 実際最初はどのメーカーもライセンス生産をしていた訳です ― 日本市場に合った商品を開発出来るようになった一方、本国製品にそれ以上の魅力がなったからです。欧州車は国際化したと言ってもそれでも今だに異なった特化された市場を保有しています。欧州で日本車が売れているのは日本国内で行われているような特殊なサーヴィスゆえではなくて、なによりも安くて信頼性が高いからであり、その証拠に韓国車は質が向上するにつれて市場を確保してきています。いずれは更に安い国の車が欧州の日本車市場を駆逐して行くことでしょう。そのためにも追われるが如く高級車市場へもトヨタなどが参戦して来た訳で、今後お膝元といっても何処の先進工業国も必ずしも安泰とは思われません。それは欧州で日本車が売れるのと、日本でアジア諸国の車が売れるのと意味は全く同じです。

そもそも安いものにブランドイメージなど不要です。知らずに食したり購入しているものが全てメードインチャイナであっても気にしないのです。市場さえ存在すれば、安ければ売れるのです。
 
 
 
低価格ブランド (郷秋)
2009-11-29 13:29:13
ちかはちさん、こんにちは&コメントありがとうございます。
>ヒュンダイは例えばユニクロブランドにOEM供給すれば良いんじゃないかと思いますね
世界6位のメーカーとしてはプライドが許さないかも知れませんが、アイディアとしては面白いですね。
確かにユニクロは低価格商品でありながらブランド構築に成功した稀有な例ですから、ユニクロブランドのクルマが出たら結構売れるかも知れませんね。
 
 
 
工業製品に何を求めるのか (郷秋)
2009-11-29 13:53:38
pfaelzerweinさん、こんにちは&コメントありがとうございます。
>こうしたトランスアトランティックな考え方を持っているのは東海岸の合衆国の一部と英国人・アイルランド人ぐらいでしかないと
どうでしょうか。私は以前、フランスに出かけた友人に真ん中に大西洋、右端に日本が描かれた地図を買ってきてもらったことがあります。ヨーロッパ各国の小学校の地図がどのようなものなのか見てみたいものですね。

 商品に対する満足度は常に価格と一定の相関があります。つまり100円ショップで買ったものは「意外に使える」「100円だから壊れても仕方がない」と。でもこれが1万円だったら使えなかったらがっかりするし、壊れたら怒る。

 1万円程度のカメラなら、100円ショップの商品と同じような感覚で購入するかもしれないが、10万円のカメラだったらどうか。カメラも10万円となると、実用性だではなく「持つ喜び」を感じさせてくれる物を求めるのではないでしょうか。つまり、プロも使っているニコンであったりキヤノンであったりすれば、自分も急に写真が上手くなったような気がする。

でもこれがサムスンならどうだろうか。サムスンはペンタックと提携してDSLRを製造販売しているけれど、これを好んで購入する日本人はいないだろう(日本では販売されていないけど)。

 日本製(ブランド)のDSLRより相当に安ければ買う人も出てくると思うけれど、それはあくまでも「間に合わせ」であったり「仕方がなく」選ばれるのであった、本当に欲しいものは別にあるケースが多いことだろうな。

 そうして選ばれるニコンのカメラも、実はD3意外はすべてタイの工場で生産されています。キヤノンは日本国内でDSLRを生産しているけれどこれは例外で、他のメーカーはみんな日本以外のアジア製。だから日本製ではなく日本ブランドということになりますね。それでもニコンはニコンであり、タイ製だからニコンは嫌だという人は少ないんじゃないかな。この当たりの心理もなかなか面白いものがあるなと思います。
 
 
 
EUの基本戦略 - 歴史的な図面 (pfaelzerwein)
2009-11-29 15:44:42
流石にカメラのお話になって興味深く拝読しました。新記事の内容にも関係しそうですが、三星の基礎技術は広範でペンタックスの光学系さえしっかりしていればニコンを凌駕するのは時間の問題かと思うのですがどうでしょう。

ご指摘のように市場での棲み分けが巧く行けば徐徐にそうしたブランドイメージが出来上がって相応の製品が開発出来るようになるかと思います。最初はどうせその程度の商品と軽くみられていても知らぬ間に母屋を取られていたというのはライカ社の感想ですが、ご指摘のように持つ楽しみとか言うこれまた淘汰されながらも別の特殊な市場が存在しますね。

それは、例えば日本でデフレ懸念とかが盛んに囁かれていますが、嘗ての米国市場から純粋培養された合理的な大量生産消費の低価格化への商品開発を支える「市場」や「消費主義」が存在するからなのです。それが是正できない限り堅牢な国民経済は構築されないとみるのが私見です。

世界地図の描き方ですが、これは当然径度0のグリニッジラインをど真ん中に持ってくるのが正しいのです。この感覚は将来へ向けた環境や工業製品さらに法律・社会などのレギュレーション化を押し奨めるEUの基本戦略であり、歴史的な必然性かと思われます。すると今最も注目されるユーラシア大陸の地域も少し右の方に描かれて都合が良いのです。これも歴史的な図面配置です。
 
 
 
流転の果てに (郷秋)
2009-11-29 17:30:39
日本で売れるのはブランディングに成功したものだけであることは確かです。

最近のクルマの例で云えばサターンとオペルはブランド構築に失敗し撤退しました。カメラで云えば、圧倒的なコストパフォーマンスの日本製により駆逐されたはずのライカが高価であるというブランディングに成功し、少数ではあっても熱烈なファンに支持されています。

日本においては大学や就職先の企業までもがブランドによって選ばれるのは周知の通り。慶応、早稲田、上智、立教、青学そしてフジテレビ、電通、博報堂、資生堂、ANA。

ブランド構築の要因は様々。性能、信頼性、デザイン、歴史・伝統(伝説)、価格など多種多様な要素が複合的に判断されて出来上がるのでしょうね。だから企業も大学も多くの予算を投入してブランドイメージ構築に躍起になる訳です。

ユニクロは低価格であるにもかかわらず確固たるブランドを確立しました。また「100円ショップ」も成功したブランドの一つと云っても良いでしょう。

もっともわかり易いのは女性用のバッグでしょうか。有名ブランドならば「安心して」持てる。有名ブランドのものなら、それがコピーだと判っていても買う人がいる。

現代自動車が日本市場を撤退(バスは残るそうですが)する話から話は流れ流れて、ブランディングやら比較文化学的考察にまで到達した感がありますが、色々な方の色々な考え方を知る良い機会となりました。多様性が保たれることこそが大切なのだと信じたい郷秋<Gauche>です。
 
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