テレビを見ない郷秋<Gauche>には珍しく、昨夜はEテレの「ショパンコンクールのレジェンドたち」を見ていた。2時間の長い番組の中程でポリーニの演奏(2002年サントリーホール)による24の前奏曲全曲が放送された。一番から順に演奏されたその第4番ホ短調が聞こえて来た途端に私の思考回路は一気に四十数年を遡った。
それは当時、深夜のFM東京で放送されていた油井正一の「アスペクト・イン・ジャズ」のテーマ曲であったのだ(毎週火曜の番組であったようだ)。おいそれとLPなど買うことができない貧乏学生は、流行りのジャズはこの番組で聞いてかつエアチェックするのが常であったのだ。
Jazz番組のテーマ曲であるからショパンそのままのそれである訳はなく、それはGerry Mulliganの噎ぶようなバリトン・サックスの4番でした。そして今日、その懐かしい旋律を聞くことができたのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=v3Jj3BgW-Ks
半世紀近く前に狭い四畳半の安アパートで何やら鬱屈したものを抱えながら聞いていたGerry Mulliganを45年後に聞くことができるとは、なんとまぁ便利な時代になったものですね。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月15日に撮影した穏やかな秋の日の森の様子を掲載いたしております。ご覧いただけたら嬉しいです。
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