竹橋の工芸館でやっている“北村武資”展を見に行きました。
織りの繊細さ、図案の美しさには目を見張るばかり。
織物組織で色の見え方が変わるのは私にとっては衝撃的、
一緒に行ったIさんとため息の連続でした。
羅の基本組織までは解るのですが経錦と羅を合わせた
布はさっぱりわかりませんでした。
作品がとても繊細な糸で組織されているので目をこらしても見えないっ
たまたま作品をさわって皆でお話ししましょう、というタッチ&トークに
参加し別室でサンプルを見せてもらいましたが、触りたい布には
触れずルーペもだめ、ちょっとがっかりでした。
着物や帯もありましたが作家が布で一番見せたいところは“組織”とのこと。
館内は女性ばかり、女性は布が好きなんだなぁ・・・
1階のミュージアムショップで北村さんの織物の敷物マットが販売されていたのですがたしか12万円くらいでした。
工芸館はたしかとなりの九段下でしたよね。もうすぐ会期終わってしまうので、慌ててこれから観にいく電車の中です。