祭典準備2

2010-09-04 | 出来事
祭典当日の前々日、神様に来てもらうためのお宿飾りを朝からやらなければならないのだが、その時、正面脇に大きな盛り花を飾ることになっている。
前回はお花のお師匠さんに頼んでやってもらった。今回もお願いしたら、もう歳で出来ないと断られてしまった。去年の当番丁に、誰に頼んだのか訊いてみた。紹介されたその先生に伺ったら10万円だという。11年前に頼んだ先生は3万円だった。
去年の当番丁では、枝振りの良い松を用意するようにいわれ、持っていったら一度目と二度目は松が気に入らないと断られ、三度目の松でやっとオーケーをもらったそうだ。松を採りに行くたびに、採りに行ってくれた若者達に振る舞ったので、その花飾りに結局30万円もかかったとか。
そんな話を聞いて町内会長と相談し、神社の奥さんとも相談し、その花飾りに負けないような盆栽を置くことにした。早速盆栽を見に行き、立派なのを借りてくることにした。借り賃は10分の1だった。値段にしたら盆栽の方がはるかに値段は高いことだろうが。
当番丁になると、これまでのやり方の変な部分がいろいろと目に付く。12日の会議も変といえば変である。それぞれの丁内の祭典役員と当番丁はネクタイで、当番丁の三役は羽織袴である。それなのに各町内の若者頭は普段着というか、ジーパンやTシャツでもいいのである。これではあまりにギャップがありすぎるし、せめて羽織袴は廃止しても良いのではないかと、今度提案してもらうことにした。宮司さんと禰宜さんもネクタイで来るのだし。べつに神事があるわけでもなし、いってみれば只の会議に過ぎないのだから。