前回記事のつづき
いい加減に同定していたセスジガムシを改めて確認してみた。
稚内市産
体長4.8mm
この子は前回の記事に載せた個体
石狩市産
体長4.8mm
稚内市産と特徴から同種と思われるが、資料を参考にするとエゾセスジガムシやクロセスジガムシの体長より大きいので該当しない。
キタセスジガムシの独特な特徴はこの個体にはない。
遠軽町産
体長5.5mm
亜高山帯の水溜まりで偶然採集した個体。
当初、微妙ではあるが上翅先端が反っていたので、中途半端なキタセスジガムシとしていたが、明らかに異なる。
これのどこがキタセスジガムシだよ!って、いい加減な当時の自分に言いたい。
ということはナニモンだ?ということで調べてみると、特徴からセスジガムシHelophorus auriculatus でないかと。
しかし資料にある分布域には北海道は含まれていない。
北海道に記録はないのだろうか?資料が乏しすぎる。
セスジガムシの仲間は、うかつに接してはいけないグループか?
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