MANIMANIAのレトロエロゲーカウントダウン

人生の残り時間が半分を切ったというのに若き日に目にしたエロゲーに魂を引かれ続けるイタいおっさんがこなしたゲームを紹介。

超大河原邦男展に行ってきました

2013-05-13 20:34:06 | Weblog
そうなんです。行ってきたんです。
「超大河原邦男」展(兵庫県立美術館,2013/03/23~2013/05/19)に。

大河原邦男って誰?何した人と思う人はまあ置いといて。
今回,たまたま,倉田光吾郎氏による《1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム》の撮影会が日時限定で開催され,参加してきたので,簡単にレポートします。

ちなみに,これから参加可能な撮影会は,5月16日(木)の午後4時から午後6時までと、5月17日(金)の午後4時から午後8時までの合計6時間,チャンスが残っていますので,お時間の都合のつけられる方は参加された方がよいのではないかと思い,ブログのテーマから外れた記事を書く次第です。

この,1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタムは,何度か,ネットの記事で読んでいたものの,現物を目にするのは初めてのこと。東京や愛媛では展示されたことがあるようですが,近畿圏での展示は初めてかな?

製作者の倉田光吾郎氏のブログはこちら
そのうち,1/1スコープドッグの記事は,こちら。現物見てから,製作記事見るとまた格別です。

などと,語るよりも,私のおんぼろ二つ折り携帯で撮影した画像を貼った方が早いですね。
これだあ!

1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム 超大河原邦男展

どうです,この巨大感!巨大感が伝わりやすいよう,写真も元データの半分で貼り付けてみました。
フレーム内にぎりぎり収まるように撮ってみましたが,なかなかのものでしょう。
収まってませんけどねorz
ちょっと屈んであおりで撮っているので,実物ではここまで見上げる形にはなりません。
でも,子供さんの目線なら,これよりさらにでっかいだろうなあ。

1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム 超大河原邦男展

2つのカメラに光を入れつつの屈み撮影。こちらはフレーム内に収めることを優先したため,迫力が落ちますね。

あとは普通の位置から撮った写真を3枚。

1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム 超大河原邦男展

1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム 超大河原邦男展

1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム

ちなみに,フラッシュ撮影は禁止されているので,手ぶれとか結構厳しいことになってます。

この展覧会では,順路逆行禁止とかないので,いきなりこの展示まで進んで,それから展示を見たりとかもできます。
この展示を見る前と見た後では,他の展示物を見るテンションも全然違ってきます。

この展示よりも前には,「科学忍者隊ガッチャマン」,「無敵鋼人ダイターン3」,「無敵ロボトライダーG7」,「機動戦士ガンダム」などの展示がありますが,それまでさんざんムックやら何やらで見た設定資料,ポスター原画などを鑑賞しながらも,なまじこれまでにいろいろと集めたせいで,初めて見るものが少なく,素直に驚く感覚がなかなかありませんでした。
ところが,この展示を見た後に,それまでの展示を見ると,もう,何というか,鑑賞のテンションが変わりました。

ポスター原画も,間近で鑑賞できるのですが,ポスターカラーで描かれているにもかかわらず,油絵のように厚みを持って描かれている部分(白い部分に多い。機動戦士ガンダム2哀戦士編のモビルスーツ4体横並びポスターのズゴック足下あたりの波濤や,「模型情報」掲載のドムの白煙などに目立つ。ちなみに,後者には,絵筆から抜けたと思われる豚毛?が塗り込まれている!)の存在に気付いたりと,ニュータイプに覚醒したんだか,ますますおかしな人になったんだかといった認識力の変化を生じてしまいました。

また,機動戦士ガンダムの設定画を見ても,球形のマスコットロボ,「ハロ」の設定資料のハロの輪郭を構成する円の中心部に全てコンパスの穴が空いていることを把握したり,大河原氏作成のドムの設定画に重量感を加えた安彦良和氏作成のドムの設定画において肩カバー裏側,腰と脚部スカート裏側に黒塗りが登場したことを取り込んでか,ギャン,ゲルググ,ビグザムの設定画に黒塗りが登場したばかりか,薄墨的な陰の書き込みがあることを発見。薄墨は,出版物ではなかなか分からないから,見に行かれる方は要チェック!(ってほどか?まだテンション高いね)

展示物に手は触れられないけど,天井の光との反射を利用して,てかってる画材とそうでない画材の使い分けなどにも気付いたり,エクスカイザー(勇者エクスカイザー)のデザイン画で,ちゃんと顔の部分も鉛筆書きされていることに気付いて,鳥肌を立てたり,まあ,ほんとに骨までしゃぶれる展覧会でした。
期待していたGガンダムは,イロモノガンダムデザインの展示がほとんどで,点数も少なかったです。

タイムボカンシリーズの「逆転イッパツマン」に登場したトッキュウザウルスは,大河原氏作成の試作された木型と製品が並んで展示されているので,まじまじと比較して鑑賞できます。

さらに,大河原邦男氏の展覧会でありながら,河森正治氏の手によるバルキリー(超時空要塞マクロス)や宮武一貴氏の手によるダンバイン(聖戦士ダンバイン)のデザイン画の展示もあり,天井の光の反射を見ると,鉛筆描きの原本?!マジですか?テンション上がりすぎて,幻を見たかもしれないです。

お嫌いでなければ,是非是非,鑑賞に出かけられてはいかがでしょうか。

鑑賞前日に図録が売り切れてしまっていたため,記憶頼みで書いた記事ですので,間違いなどありましても,テンション上がりすぎたおっさんのたわごとだったと見逃していただけると幸いです。

なお,金曜日,土曜日だけは午後8時まで開場されていますが,入場は30分前までですのでご注意下さい。
あと,音声解説の方は,展示物を鑑賞する目にばかりエネルギーを割いてしまい,あまり身を入れて聞いていませんでしたので,感想はありません。驚くような内容はありませんでしたが,大河原氏のインタビューを収録している解説もありましたので,お時間があるようでしたら利用されてはいかがでしょうか。印は付いていませんでしたが,解説の最終項目にもインタビューが収録されています。
総収録時間は30分程度とのことです。ちょっと聞きにくいタイプのイヤホンでしたので,自前のヘッドホンと差し替えるのもありかもしれませんが,確認はしていません。

それにしても,何で「戦闘メカザブングル」は何の展示もなかったんだろう。あれ好きなのに。音声解説ご出演の銀河万丈氏も出演してるし。何だかなあ。

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斉藤ケン坊さんのブログなど発見しました

2013-01-22 17:58:59 | PC98ソフト ADV
遅くなりましたが,今年もよろしくお願いします。

コメントへの対応が十分できておりませんで,申し訳ありません。
コメント返しをしようとすると,いろいろ資料を漁ってしまい,結局,書けないままになったりしてます。
読んでないわけでも無視してるわけでもないのでコメント返しのないコメントになってしまった方々はご容赦ください。

さて,本日は,ブログ管理をしていたら,「NIKE ナイキ('91/07/12・カクテル・ソフト)」の脚本・演出をされた斉藤ケン坊(正しくは齋藤ケン坊?)氏のブログとその前身であるサイトを発見しましたので,備忘録としてアドレスを貼っておきます。

サイトでは,美歩鈴についての言及もあったりしますよ(2000年04月ぐらいだけど)。
侘 寂 萌

こちらはブログ。
侘寂萌

ご参考までに。

gooは捨て身の攻撃に出た!

2012-12-10 17:11:14 | Weblog
gooの人気検索キーワードが1位から順に,

1位 YAHOO
2位 ヤフー
3位 GOOGLE

だそうです。
どうしてそのままgooの検索窓から検索しないのやら。



検索サイトの人気キーワードランキングの上位3つをよその検索エンジン名が占めるというのは,かなり恥ずかしい事態だと思うのだが・・・。
肉を切らせて骨ごと切られてるような。

自社エンジンの運営上,まったく得にならない人気キーワードを表示し続けるgooの男気には惚れ惚れしますね。

DVDをブルーレイにまとめて焼いてしまう方法

2012-12-07 14:40:06 | Weblog
ご無沙汰しております,管理人です。
今回もレトロエロゲーに関係のない覚書です。すみません。

1 下準備
  DVDをディスク実物のまま操作するのは,入れ替えなどが面倒なので,ブルーレイにまとめるつもりのDVDを全てイメージ化して,ISOファイルを作る。

2 本作業
  TMPGEnc Authoring Worksで,Blu-ray BDMVのNTSC(日本・北米向け)のフォーマットを選択したうえで,新規プロジェクトの作成をクリックする。
  Blu-ray BDMVのメニューには,PAL(ヨーロッパ向け)もあるが,日本のプレイヤーで視聴するつもりならBlu-ray BDMVのNTSC(日本・北米向け)を作っておくのが無難。

(余談)
  PAL方式は1秒間に25枚の映像を記録しているのに対し,NTSC方式では1秒間に29枚の映像が記録されている。
  そのため,PAL方式で記録されたDVDをまとめ焼きする場合,Blu-rayをPAL方式で焼くと少ない枚数のブルーレイに収めることができる。
  ちなみに,東芝製ブルーレイ機,DBR-Z260では,PAL方式DVDをまとめて焼いたPAL方式のブルーレイディスクを難なく再生できたので,びっくりした。
  (2012年12月08日追記 それならPAL方式DVDも再生できるのではないかと挑戦してみたところ,「このディスクはPAL方式で記録されているため,本機では再生できません」という趣旨のメッセージが表示され,再生することはできなかった。DVDなら再生できないけどブルーレイなら再生できるとはこれ如何に?という感じだが,まあそういう結果になりました。追記終了)
  Panasonic製ブルーレイ機,DMR-BRT210-Kでは,東芝ブルーレイ機で再生できたPAL方式のブルーレイディスクを再生すると,音は出たが映像は出なかった。ディーガで使用できないディスクを知りたい。|dmrbrt210|使い方で困ったときの Q & A | お客様サポート | Panasonicによると,「PAL方式で記録されたディスク」は使用できないディスクと明記されていて,他のディーガシリーズ録再機も同じようなので,Panasonicのディーガシリーズは,PAL方式で記録されたブルーレイの再生を一切サポートしていないということらしい。

  なお,TMPGEnc Authoring Worksを用いれば,PAL方式のDVD内に記録されていた1秒25枚映像の動画も,1秒29枚動画のNTSC方式に変換して,NTSC方式ブルーレイしか再生できない機器でも再生できるNTSC方式ブルーレイに焼くことができる。ただし,動画全編にわたって再エンコードが行われるため,PAL方式DVD→PAL方式Blu-rayや,NTSC方式DVD→NTSC方式Blu-rayを作成する場合と違って,作業時間が長時間化することは覚悟しなければならない。
それと,1秒25枚の映像データを1秒29枚の映像データに加工するので,NTSC方式の映像ファイルのデータ量は,PAL方式の映像ファイルのデータ量よりも当然に増えることになり,PAL方式Blu-rayなら1枚に収まった動画データが,NTSC方式Blu-rayでは2枚に分けないと収まらないという事態もごく普通に起きることになる。

  閑話休題

  複数のDVDをブルーレイにまとめて焼く作業方法自体は,株式会社ぺガシス:TMPGEnc Authoring Works 4 チュートリアル内の複数のDVDを1枚のBlu-rayにまとめたいに手順が記載してあるので,そちらを参照されたい。

  なお,この作業手順中のツボとして,「DVD、BD、AVCHD、HDVカメラ、メモリーカードリーダーなどから追加する」の追加元となるDVDドライブやBDドライブとして,仮想ドライブも利用できるので,DAEMON Tools Liteなどを使うと,下準備で作成したISOファイルを用いて,実ディスクの出し入れなしで,さくさくとデータの追加ができるので,ディスクのイメージ化をおすすめした次第。
難点として,ISOファイル,TMPGEnc Authoring Worksが作業用に作成するDVDデータのHDD内コピー,ブルーレイに焼き付けるディスク内構造ファイルなどで,HDD容量を景気よく食われてしまうので,HDD残容量に要注意といったところだろうか。

  付言しておくと,上記手順を踏んでも,DVDのリージョン違いや,コピー禁止ディスクのプロテクトが外れたりはしないので,そのへんは期待されないようにご注意ください。
  管理人がこの覚書を残す趣旨は,PAL方式のDVDをNTSC方式ブルーレイに焼くのはとっても面倒なので安易に引き受けてはいけないことを忘れないようにすることと,東芝ブルーレイ機の隠れた機能に気付いたことをちょっと自慢したかったというだけのことです。

特撮博物館図録の初版と2刷の違い

2012-11-02 20:33:37 | Weblog
まいど,管理人です。

1日以内に更新しないと広告を入れるとgooが脅かすもんですから,セブンネットショッピングで本日入手したての特撮博物館図録2刷と,特撮博物館現地で購入していた初版の違いを備忘録としてアップしておきます。
著作権に配慮して,写真は小さいです。

まず,初版7ページにあった目次(写真上段)が34ページに引っ越しまして,2刷7ページにはスタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫氏の挨拶文が掲載されました(写真下段)。



これにより,初版34ページで幅をきかせていた「本書の構成について-」という注記(写真上段)が右側に押しやられて,目次とセットになりました(写真下段)。



次に,初版72ページのマイティジャック本編写真2枚がなくなり,73ページにエキゾスカウトの写真が追加されました。



74ページにピブリダーの写真が追加され,コンクルーダーの掲載ページが75ページにずれました。



初版では,102ページにジェットビートル,103ページにマットアロー1号という据わりの悪い構成だったのが(写真上段),2刷では104ページにジェットビートル,105ページにウルトラホーク1号(追加)という納得の構成となりました(写真下段)。



ウルトラホーク1号の写真追加により,2刷では106ページにマットアロー1号,107ページにマットアロー2号の写真が掲載され,108ページにマットジャイロの写真が追加されました。



そして,110ページ(初版106ページ)科学特捜隊基地図解,ZAT基地周辺デザイン,111ページ(初版107ページ)ラビットパンダを経て登場するのが,112ページのスカイホエール,113ページのコンドル1号の2点の追加写真。



ウルトラマンタロウからの造形物写真がラビットパンダだけだったときの落胆した気分が晴れやかに解消されました。
コンドル1号の機体上面に展示時の固定用装具が付いてるのは気に入らないけど,写真があるだけでOK。

初版121ページで,面4つだからってちょっと扱い大きくね?と思っていたトリプルファイターは,ミラーマンのマスク追加用の場所取りだったようで,2刷127ページでミラーマンに場所を譲ってバランスを回復。トリプルファイターの横写真,後ろ写真がないのはどうかと思うけど。



初版132-133ページ(2刷138-139ページ)(写真上段)に続く,2刷140-141ページ(写真下段)には,会場の特撮美術倉庫の写真5点を追加。141ページ右下の写真には,本来,名札を付けて展示されるべきだったあれが写ってます。



初版162ページに対応する2刷170ページには,宇宙怪獣ガメラの飛び人形写真が追加。ちなみに,171ページに載っているウルトラマンや,ウルトラセブンの目の型抜きは,現物を見て大変感激しました。



初版165ページは,島倉二十六氏の描かれたミニチュアセット用背景の写真とその制作風景が掲載されていたが(写真上段),2刷では完全に差し換わって,172ページ(初版164ページ)に続けて,「研究(セット キャメラ 合成)」という項目が新設された(2刷173ページ)。



2刷174ページには強遠近法ミニチュアセットの一例,175ページには天地逆転セットの一例(写真下段)が追加掲載。
写真は上段左から初版166-167ページ(2刷180-181ページに対応),下段左から2刷178-179ページ。



2刷176ページにはオプチカル合成の仕組みが追加掲載,177ページには「スタジオ再現」の項目が新設。



2刷178ページにはミニチュアセット,179ページには初版165ページ掲載のミニチュアステージ用背景写真をサイズダウンして掲載,内引きセット写真も追加掲載された。
写真は上段左から初版164-165ページ,下段左から2刷178-179ページ。



「館長 庵野秀明のコメント」(初版168ページ以下,2刷182ページ以下)に続いては,「副館長 樋口真嗣の展示解説」(2刷186ページ),「デザイナー 石森達也の特美倉庫図解」(2刷187ページ)が追加掲載。
写真は上段左から初版170-171ページ(2刷184-185ページに対応),下段左から2刷186-187ページ。



あとは,展示物リスト(初版186ページ以下,2刷202ページ以下)が,掲載内容の増加に伴って,当然,変更されてますが,まあいいですよね。

こちらが,奥書に示された2刷の表示。



博物館の開催期間終盤に買った図録が初版だった人もいるそうなので,2刷図録欲しさで行くつもりだった3回目の博物館訪問を諦めたのは正解でした。

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アフィリエイトとかしてないので,私には1円の金も入りませんが。

そろそろエロゲブログの本分をわきまえて,ゲームもやらなきゃいけませんが,ご飯を食べるには仕事もしないといけないわけで。
世の中ままなりません。

急に寒くなってきましたが,みなさん風邪など引かれませんように。

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