魂の発達

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韓国要人の昭和天皇戦犯発言

2019-05-25 14:53:58 | Weblog

 韓国要人の昭和天皇戦犯発言。天皇の戦争責任について一言言えば、先の戦争が犯罪なら、昭和天皇は戦犯でしょう。
 天皇は彼らからすれば、欧米の認識においても、皇帝です。天皇を日本の象徴というのは、日本人にしか分からないことでしょう。

 昭和天皇は戦犯であるというのが彼らの見方だ。彼らにとって、世界のどの国においても、天皇は皇帝と同義である。象徴天皇など理解されることはないだろう。象徴天皇制は立憲君主制でさえないのである。なぜなら、君主としての権限を持っていないし、私有地さえない。
 なにしろ韓国は大統領を殺す国である。下のものがやったことの責任はトップが取るべきものなのだ。戦争責任は免れるものではないと、彼らは言うのである。おそらく中国人も同じだろう。日本人にもそう考えるものはいたようだ。しかし、高度成長のなかで忘れ去られてしまった。
 江戸時代なら天皇に何の権限もないが、明治以来、敗戦までは元首としてトップに立ち、軍の統帥権まで持つ絶対的存在だったのだ。本当は反対だったと正当化しようとしているがけっきょく最後には承認したのである。しかし、殺される代わりに象徴の檻に閉じ込められたともいえる。
 あの戦争を自衛のためだったというのが、右派の言い分だが、彼らのバックにある靖国を初めとする国家神道の思想を見れば、その欺瞞は明らかだ。もちろん多くの日本人ははアジア開放という理想を信じただろうが、軍閥、財閥の野望は覇権主義だ。
 あるいは、欧米に追い込まれたからとか、事後法による裁判は不正だともいう。その通りだと思う。しかし、引かれ者の小唄である。法は常に勝者の側にある。それが歴史というものだろう。

 天皇家が生き残ったのは、それがなくなったら反米感情が渦巻き、日本は共産主義の餌食になるだろうと、連合軍が恐れたということもあるだろう。戦前の天皇崇拝を見ればそう思ったのも当然である。

 世界第2位の経済大国になった日本人にとって戦争は終わったことであるが、覇権主義の犠牲になった国民には、仕返ししない限り永遠に終わらない恨みだろう。日本人は、過去を水に流すという言葉があるように、忘れるのが好き?です。ハンの国民が忘れる日が来るとしたら、日本が不幸のどん底に落ちたときくらいかもしれません。
 とはいえ、時の流れがすべてを風化させる。それまで日本人は隠忍自重すべきだ。日韓関係は政治的には常に悪かったが、ネットワーク時代の今日、権力の欺瞞は長続きしないだろう。現在の20代の若者が国のリーダになったら変わるような気もする。
 というのは悲しいかな理想論に過ぎないか。日本の現在は成金2世の時代。3世時代のことを考えると前途は暗い。

しかし、その先がある〔(/-o-)/〕


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