玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

樹木は遠くから

2020-03-30 01:46:11 | 
 虫が大嫌いで見るのも嫌な文明人は庭に樹木があった時は殺虫剤を定期的に散布して、虫に刺されないようにしていた。ろくに花も咲かない木が多かったが、それでもすぐに虫が飛びまわるようになった。
 威力がなくなるのが実感できたはずだ。木を切るとき大反対だったが、今はたいへん喜んでいるので安全になったと思っている。
 しかし、砂塵が舞い上がるのがひどくなることまで考えていなかった。

 桜の花見が各地で楽しまれている。
 不思議なのは虫にさされる人はいないのだろうか。いくら地面が舗装されていても本数が多いので虫がつき放題になっている、はずだ。人が大勢で押し寄せるので虫がこわがって逃げたか。
 真下で宴会とか、上から落ちてくるものなどないらしい。

 数年前、山の周辺で車の中で弁当の時窓を開けるには、上をよく見ないとたいへんだった。ボンネットの上にビックリするような音がして長いグニョグニョするものが落ちてきただけで食事をやめて場所移動した。ものすごい恐怖感。農家で蛇が大嫌いなのだからおもしろい。
 このごろボランティア団体が農道にかかる枝を払ってくれているので上には何もないので安心して弁当。
 木の下へ行くとどうしても思い出すので、桜の花見も遠くで。

 庭の真ん中へ植える木は、桜にするか。それと梅、次に栗、ついでにみかん、それから金柑、あまり期待できないが原種のりんご。
 地面には虫が嫌いな植物、花が大きな植物。
 円の中に植えて、周りを車が通るようにする。
 地面が露出しているのは車の通り道だけなので砂塵はだいぶ減る。
 円の中の木が育って中に入れなくなれば農薬もあきらめるだろう。中に入らなければ虫にも刺されないだろうから。虫のほうからは襲ってくるようなことはないはずだ。それとも、樹木と共生している虫を食う虫が攻撃してくるか。
 首筋を刺された、とか言っていたが下へ行ったりそばへ行ったりしたからだ。それに、殺虫剤で優しい虫がいなくなると攻撃的な虫は近くの動きの悪い文明人に狙いを定めて。
 文明人にはこの論理がわからない。
 
 車道の両側、円のまわりと反対側、を柵で囲む。車に傷がつかないように、とでも言って。
 文明人は車道から花見。

コメント
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